こんにちは映画ファン宮川(@miyakawa2449)です。
MARVEL, DC などのアメリカンコミックは読んだことがありません。
アメリカンコミックを原作とした映画はバッドマン、アイアンマン、アントマン、ドクターストレンジなどは観たことがあります。
公開前から Twitter のタイムラインで「絶対面白い」「今年一番の期待作品」と騒がれていたのでとりあえず観ておくかな?って、ノリで、初日に「ヴェノム」観てきました。
「グロいかな?」「凶暴なだけかな?」って思ってたんですが、すっげえ笑えて、「ヴェノム」がかわいらしくてすごいファンになりました。
「今年一番の期待作品」という言葉に偽りはありませんでした。
これは本当に面白い作品なので観て欲しいと思います。
映画「ヴェノム」予告
映画「ヴェノム」あらすじ
引用元:映画『ヴェノム』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
敏腕記者エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、人体実験で死者をだしているという<ライフ財団>の真相を追う中、ある“最悪な”ものを発見し、接触してしまう。それは<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体だった。
この意思を持った生命体との接触により、エディの体は寄生され、その声が聞こえるようになる。「一つになれば、俺たちはなんだってできる」とシンビオートはエディの体を蝕み、一体化し、ヴェノムとして名乗りを上げる。ヴェノムはそのグロテスクな体で容赦なく人を襲い、そして喰らう。相手を恐怖に陥れ、目玉、肺、そしてすい臓…体のどの部位も喰い尽くす。
エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感を覚える一方、少しずつその力に魅了されていく――。
監督 | Ruben Fleischer(ルーベン・フライシャー) |
脚本 | Scott Rosenberg(スコット・ローゼンバーグ) Jeff Pinkner(ジェフ・ピンクナー) Kelly Marcel(ケリー・マーセル) |
原作 | Todd McFarlane(トッド・マクファーレン) David Michelinie( デイビッド・ミッチェリニー) |
製作 | Avi Arad(アヴィ・アラッド) Matt Tolmach(マット・トルマック) Amy Pascal(エイミー・パスカル) |
視覚効果スーパーバイザー | Paul Franklin(ポール・フランクリン) |
出演者 | Tom Hardy(トム・ハーディ) Michelle Williams(ミシェル・ウィリアムズ) Riz Ahmed(リズ・アーメッド) |
音楽 | Ludwig Göransson(ルドウィグ・ゴランソン) |
配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
映画「Venom(ヴェノム)」の感想
映画を観る前は「グロい系」かなって、印象を持っていました。
実際観ると、グロさはさほどありません。
愉快、爽快、ユーモアが感じられる、ダークアクションヒーローって感じで面白かったです。
主人公エディ・ブロックとヴェノム
主人公エディ・ブロック(トム・ハーディ)は正義感溢れるジャーナリスト。
しかし、計画性がなく後先考えない行動を起こすばかりで職を追われ、恋人のアン・ウェイング(ミシェル・ウィリアムズ)にも迷惑をかけてしまう。
ダメなやつなんだけど、まっすぐなエディの行動についつい目を奪われてしまう。
そんなエディがあることをきっかけに、<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体に寄生されてしまうわけだけど、これがまた気持ち悪い。
予告編に出てくるあの液状モンスターなわけですよ。
その<シンビオート>の個体名は「ヴェノム」。
ヴェノムの見せ場
映画の前半は「エディ・ブロック」と「ライフ財団」の物語です。
エディがどういった人物で、どうして「ライフ財団」に関わったのか。
また、同時系列で「ライフ財団」という企業の紹介を行い、「ライフ財団」のトップ、カールトン・ドレイク(リズ・アーメッド)の危険な思想を見せてくれます。
前半は伏線を引くところなのでヒューマンドラマが展開されますが、エディがヴェノムに寄生されてからの展開はテンポが良くなりますます面白くなっていきます。
ヴェノムに寄生されたエディが危険にさらされたとき、ヴェノムの能力が優先されます。
エディは寄生したヴェノムとともに戦ったり、バイクでサンフランシスコ中をカーチェイスしたり、ヴェノムならではの戦い方や、逃げかたがすごく斬新でカッコいい。
そして、ヴェノム自身がエディに話しかける(念話)内容とかが、人間味があってウケるんです。
知り合ったばかりの2人?(1人と1匹?1匹っていったら、ヴェノムに喰われそう)。
エディは状況を把握できていないし、半分パニック。
でも、寄生したヴェノムは状況を全て把握していて的確な行動とアドバイスをしてくれる。
エディがピンチに陥ってパニックになって叫んだ一言「なんとかしろ!」で、何とかしたヴェノムに馬鹿ウケしました。
そんなヴェノムの働きに私は「ちょっ!ヴェノムおまえ優秀じゃん」って心の中で思わず叫んでしまいました。
知り合ったばかりの寄生生物に全てを委ねるエディも可愛い。
ヴェノムにしても、エディの体を気遣ったり、鈍いエディに女心のヒントを与えたり可愛いんです。
Twitterとかで、「ヴェノムかわいい」「飼いたい」って言われているのにはそういった意味があるんですよね。
かわいいカワイイ可愛い
かわいいカワイイ可愛い
かわいいカワイイ可愛い
\\飼いたい//うっせーんだよ? ? ? ♥
映画『#ヴェノム』大ヒット上映中! pic.twitter.com/Ih7UIssoaD
— 映画『ヴェノム』公式 (@VenomMovieJP) 2018年11月3日
因みにヴェノムはMARVELコミックスのスパイダーマンに出てくるスーパーヴィラン(1988年初登場) らしいんですが、スーパーヴィランの中でも1位、2位を争うほど人気が高いそうです。
「ヴェノム」は1回見ましたが、面白かったのでもう1回観にいってもいいかな。
とにかくよく喋って、人の心を読むことができる「ヴェノム」が気に入ったので、翻訳された MARVERLコミックを Amazon で注文までしてしまいました。
生まれて初めてのアメリカンコミック楽しみです。
キャスト
Eddie Brock(エディ・ブロック)/Tom Hardy(トム・ハーディ)
正義感溢れるジャーナリスト、エディ・ブロック(トム・ハーディ)。
正義感は強いが不器用で後先考えない行動が玉に瑕。
最先端企業「ライフ財団」の悪い噂の証拠を掴んだまではよかったが・・・。
地球外生命体「シンビオート」に寄生され、「ヴェノム」を名乗ることになる。
- Tom Hardy(トム・ハーディ)
- 生年月日 1977年9月15日
- 国籍 イギリス
- 主な映画出演作品
- Dunkirk(ダンケルク)(2017)/ファリア役
- Mad Max: Fury Road(マッドマックス 怒りのデス・ロード) (2015)/第21回放送映画批評家協会賞最優秀主演男優賞アクション映画部門・ロンドン映画批評家協会賞男優賞/マックス・ロカタンスキー役
- The Dark Knight Rises(バットマン ダークナイト ライジング)(2012年)/スーパーヴィラン ベイン役
Anne Weying(アン・ウェイング)/Michelle Williams(ミシェル・ウィリアムズ)
エディ・ブロックの理解者であり、恋人のアン・ウェイング(ミシェル・ウィリアムズ)。
弁護士を生業としている。
エディの後先考えない行動に巻き込まれていく。
- Michelle Williams(ミシェル・ウィリアムズ)
- 生年月日 1980年9月9日
- 出生地 モンタナ州カリスペル
- 国籍 アメリカ合衆国
- 主な映画出演作品
- All the Money in the World(ゲティ家の身代金)(2017)/ゴールデン・グローブ賞主演女優賞ノミネート/アビゲイル・ハリス役
- Manchester by the Sea(マンチェスター・バイ・ザ・シー)(2016)/アカデミー助演女優賞ノミネート・全米映画批評家協会賞助演女優賞受賞・ニューヨーク映画批評家協会賞助演女優賞受賞/ランディ・チャンドラー役
- Blue Valentine(ブルーバレンタイン)(2010)/アカデミー主演女優賞ノミネート、製作総指揮/シンディ・ペリエラ 役
Carlton Drake(カールトン・ドレイク)/Riz Ahmed(リズ・アーメッド)
最先端企業「ライフ財団」を一代で築き上げた男、カールトン・ドレイク。
しかし、人体実験で死者を出しているという黒い噂の真相をエディに追求される。
- 生年月日 1982年12月1日
- 出生地 イングランド ウェンブリー
- 主な映画出演作品
- Rogue One: A Star Wars Story(ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー)(2016)/ボーディー・ルック 役(優れた送付中技術をもつ元帝国軍将校)
最後に
公開直後につきあまり詳しく書くとネタバレになるので、この辺りでブログは終了します。
何の予備知識もなしに、あまり期待せずに映画を鑑賞したのがよかったのか、すごく面白かったです。
アメリカのVFXはすごいですね。
ヴェノムは全てがCGで演じられており、エディ・ブロック演じるトム・ハーディは自分とヴェノムの動き2つを演じきっているわけですが、違和感が全くなく彼の体をはった演技には感心しました。
もっと、エディ・ブロックとヴェノムの物語をみたいと思わせてくれる映画でした。
エンドテロップが全て終わるまで見切ってください。
特別な映像が2本流れます。
以上、『映画「ヴェノム」感想・レビュー(最狂最悪スーパーヴィランがかわいい)』でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
宮川(@miyakawa2449)でした。
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コメント
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