はじめにアントマンシリーズのおさらい
アントマン(2015)ファーストシリーズ
ざっくり言うと、アントマン誕生のお話。
刑務所帰りのスコット・ラング(ポール・ラッド)は刑務所から付き合いのある親友ルイスとある屋敷に忍び込み盗みを働きます。
しかし、この盗みはハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)がスコットの盗みのスキルを見込んで仕込んだ罠でした。
アントマンのスーツ(身体縮小技術)を開発したハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)にハメられて博士の手伝いをすることになったスコット・ラング。
ピム博士が残した身体縮小技術の研究成果を利用した、イエロージャケットを武器商人に売りさばこう考える、ピム博士の元弟子ダレン・クロス(コリー・ストール)。
自身の研究を軍事利用されることを恐れたピム博士は、元弟子が持つ技術情報の破壊と、試作ジャケットの奪取を試みる、というのが本編の大まかなあらすじです。
スコットは正義感が強いわりに詰めが甘く、おっちょこちょい。
もともと格闘センスはゼロなので、ピムの娘ホープ・ヴァン・ダイン(エヴァンジェリン・リリー)に格闘術やアントマンに必要とされるスキルの指導を受けることになります。
刑務所帰りで、あるところで格闘スキルを身につけさせられて、強くなった努力のスーパーヒーローが昔いました。
「バットマン ビギンズ(2005)」です。
バットマンのオマージュを個人的に感じた作品でもありました。
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)
アベンジャーズの映画は観たことなかったんですが、「アントマン(2015)」と「アントマン&ワスプ(2018)」の間のエピソードがこの映画で描かれているというのでわざわざ観ました。
映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」ですが、アベンジャーズの存続意義という重いテーマの映画。
アベンジャーズが世界平和のために活動をすればするほど、騒動の裏側で被害を受けて苦しむ人たちがいる。
故に国連の監視下にアベンジャーズを入れる、入れないということでアベンジャーズ内で意見の相違が出て葛藤するヒーローたち。
ウィーンでの国連調印式で暗殺が行われ、国連の指示通りに第1の容疑者を捕らえようとするアベンジャーズと、裏事情を知り第1容疑者を逃がそうとするアベンジャーズがぶつかり合うことに。
アベンジャーズが 2 つに内部分裂してしまうのです。
そんななか「アントマン(2015)」でアントマンと対峙したサム・ウィルソン / ファルコン(アンソニー・マッキー)が、アントマンをドイツに秘密裏に呼び寄せます。
シリアスなアベンジャーズの映画にコミカルヒーローのアントマンがどう絡むのか心配でしたが、映画の後半でそれなりに活躍していたかな!?
どうして「アントマン&ワスプ」の冒頭であんなことになっていたのかがよく分かりました。
映画「アントマン&ワスプ」
小さくなるほど強くなる、身長わずか1.5センチの最強コンビによる痛快バディ・アクション・ムービー!
頼りなさすぎるヒーロー<アントマン>と、完璧すぎるヒロイン<ワスプ>──ふたりの前に、すべてをすり抜ける神出鬼没の謎の美女<ゴースト>が現れ、アントマン誕生の鍵を握る研究所が狙われる。
敵の手に渡れば、世界のサイズが自在に操られてしまう!? さらに、金目当ての武器ディーラーの襲撃や、アントマンを監視するFBIの追跡も巻き込み、人や車、ビルなど全てのサイズが変幻自在に変わる“何でもアリ”の大騒動に! ユニークなパワーと微妙なチームワークで、アントマンとワスプは世界を脅かす“秘密”を守り切れるのか?
監督 | ペイトン・リード |
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脚本 | クリス・マッケナ(英語版) エリック・ソマーズ ポール・ラッド アンドリュー・バレル ガブリエル・フェラーリ |
原作 | スタン・リー ラリー・リーバー ジャック・カービー |
製作 | ケヴィン・ファイギ スティーヴン・ブルサード |
製作総指揮 | ルイス・デスポジート ヴィクトリア・アロンソ チャールズ・ニューワース スタン・リー |
演出 | ポール・ラッド エヴァンジェリン・リリー マイケル・ペーニャ ウォルトン・ゴギンズ ボビー・カナヴェイル ジュディ・グリア ティップ・“T.I.”・ハリス デヴィッド・ダストマルチャン ハナ・ジョン=カーメン アビー・ライダー・フォートソン ランドール・パーク ミシェル・ファイファー ローレンス・フィッシュバーン マイケル・ダグラス |
音楽 | クリストフ・ベック |
「アントマン & ワスプ」を見終わって
見事な痛快娯楽映画に仕上がっています。
笑えるヒーローっていいですよ。
ほんと。
1作目から時系列は繋がっていますが、知らなくても充分楽しめます。
1作目のおさらいをサラッと数分で語ってくれますので前回作品を知らない人でも安心です。
難しい物理用語はまぁ、軽く聞き流して、小さくて強いヒーローで、小さくなりすぎるとやばいゾってことだけ理解しておけば大丈夫だと思います。
1作目を最後まで観終わっている方は、むしろあれ?
アベンジャーズとの絡みはないのか?
と疑問に思うことでしょう。
そういう方は上で紹介した「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)」を観ておけば納得できます。
今回も小ちゃくてバカ強いヒーローが活躍します。
2人。アントマンとワスプです。
そして、今回の敵は2つ。
どんな物質も通り抜けるゴースト呼ばれる暗殺者、そして、武器商人たち。
さらにFBIまで入り乱れて大パニック。
ゴーストはめっちゃ強いです。
コメディーヒーローアントマン健在です。
劇場で楽しんだ方が10倍面白いと思います。
「アントマン&ワスプ」キャスト紹介
ポール・ラッド(スコット・ラング/アントマン) 出演・脚本
- 名前 Paul Rudd
- 生年月日 1969年4月6日
- 出身 アメリカ
アントマンを演じるポール・ラッドは出演と脚本に参加しています。
今作のスコットですが、やっぱりスコットらしく全てを失っています。
学習能力が低い彼をみんなゆるしてあげてください。
幸い娘との中は良さそうですし、元妻と妻の旦那からは信頼されていますが、それ以外は全てを失っている状態からはじまっていました。
アントマン以外の映画だとポール・ラッドの活躍している作品はあまり知らないんですよね。
残念ながら。
オススメの作品があればご紹介ください。
エヴァンジェリン・リリー(ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ)
- 名前 Evangeline Lilly
- 生年月日 1979年8月3日
- 出身 カナダ
前作ではスコットの監視役兼指導担当をしていました。
今回は映画タイトル通りにワスプ役として一緒に活躍します。
映画での活躍内容はもちろん、作品を観て楽しんで欲しいと思います。
前回の作品ではボブカットでしたが、今回は髪が伸びてポニー・テールになっていました。
この映画の紹介記事を書くにあたり、エヴァンジェリン・リリーさんの出演作品を調べてみました。
みなさん海外ドラマの「LOST(2004-2010)」を覚えていますか?
飛行機が無人島に墜落し、生存者がたちが不思議な力を持つ島から脱出を目指すドラマです。
主要登場人物にはジャック、ケイト、ジョン、ヒューゴなどいましたよね。
ケイトはエヴァンジェリン・リリーが演じていたんです。
1作目のときは髪が短くて気がつかなかったし、キャスト確認したときにはまさかLOSTのケイトさんだったとは、と驚きました。
すっかり忘れていました。
全くタイプの違うキャラなのでケイトを思い出しつつ、映画を鑑賞するのも面白いかも。
ハナ・ジョン=カーメン(エイヴァ・スター / ゴースト)
- 名前 Hannah John-Kamen
- 出身 イングランド
- 生年月日 1989年9月6日
- デビュー 2011年
身体を自在に消し、どんなものでもすり抜ける能力と驚異の破壊力を持つ、神出鬼没の謎の美女。普段は普通の女性エイヴァとして生活している。
今回、アントマンの前に立ちはだかる敵の1人です。
めっちゃ手強いです、半端なく。
死角がないんじゃないか?ってくらい強いので心して観てください。
今年の春先に公開された2つの映画、スティーヴン・スピルバーグ監督の「レディ・プレイヤー1」や、 ローアル・ユートハウグ監督「トゥームレイダー ファースト・ミッション」でも出演しています。
映画デビューは 2015年からなので現在、売り出し中のようですね。
これから先が楽しみな女優さんです。
ウォルトン・ゴギンズ(ソニー・バーチ/武器商人)
- 名前 Walton Goggins
- 出身 アメリカ
- 生年月日 1971年11月10日
ブラックマーケットで暗躍する武器ディーラー。金目当てで“アントマン誕生の秘密”が隠されたハンク・ピム博士の研究所を狙う。
アントマンたちの前に立ちはだかるもう1つの勢力の武器商人の親玉です。
彼の芝居いいですね。
個人的に好きです。
ウォルトン・ゴギンズですが、ゴースト役のハナ・ジョン=カーメンと同じ映画に出演しているんです。
「トゥームレイダー ファースト・ミッション」の主人公ララ・クロフト(アリシア・ヴィキャンデル)の敵になるマサイアス・ヴォーゲルを演じています。
主人公たちの前に立ちはだかる役が得意のようですね。
ハナ・ジョン=カーメンとは、作中では時間軸が揃っていないため2人は絡むところはありません。
あと、現在、同時公開中の「ザ・プレデター」の旧作「プレデターズ(2010)」ではプレデターに追われる人間の1人、スタンズ(囚人)役で出演しています。
最後に
コメディーヒーローの映画はいいですね。
特にアントマンはゆるくて、今までにないタイプなので楽しめます。
バットマンやアベンジャーズのように町や世界を守ろうとする完全無欠なヒーローではなく、身近な人を助けようとするヒーローアントマンって馴染みやすくて僕は好きです。
今回も窃盗仲間の3バカたちがでてきます。
彼らのエピソードも新しくなっているので楽しみのポイントの1つです。
往年の大スターミシェル・ファイファー(「スカーフェイス(89)」、「危険な関係(89)、「バットマン リターンズ(92)キャットウーマン」も出演します。
マイケル・ダグラスと揃っていい味だしていました。
今回もクレジットが終わるまで目が離せませんよ。
以上、「【感想】映画「アントマン&ワスプ」驚きの事実!ホープことワスプ役の過去も公開」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
宮川(@miyakawa2449)でした。
コメント
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[…] Miyakawa Blog【感想】映画「アントマン&ワスプ」驚きの事実!ホープことワスプ役の過去も公開https://miyakawa.me/2018/09/17/3930/こんにちは映画大好き宮川(@miyakawa2449)です。実は「アン […]