映画「デス・ウイッシュ(2018)」感想(ブルース・ウィリス主演乙!)

デス・ウィッシュ 映画
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こんにちは映画ファン宮川(@miyakawa244)です。

映画「デス・ウイッシュ(Death Wish)」を観て来ました。
(1974年 「狼よさらば」(Death Wish)のリメイク作品。主演はチャールズ・ブロンソン、監督はマイケル・ウィナーでニューヨーク州ニューヨーク市が舞台)

ブルース・ウィリスの映画はあまり観たことないのですが、「めっちゃ面白い」「ブルース・ウィリス最高」とSNSのタイムラインでよく流れてくるので観て来ました。

今回の映画の舞台はアメリカ合衆国イリノイ州のシカゴになります。
アメリカ3大都市でもっとも暴力的な犯罪が発生している地域です。

引用元: FBI’s Violent Crime Statistics For Every City In America
アメリカのすべての都市についてFBIの暴力犯罪統計

2015年10月22日午後5時の記事です

How do the country’s largest cities compare? Of America’s three biggest cities, Chicago had the highest violent crime rate at 884.26 violent crimes per capita. New York City had a rate of 596.7 and Los Angeles had a rate of 490.71.

アメリカの3大都市のうち、シカゴで最も暴力的な犯罪率は884.26人で、1人当たりの暴力犯罪は884.26件でした。ニューヨーク市は596.7、ロサンゼルスは490.71でした。

 


Chicago had a murder rate of 15.09, New York had a rate of 3.93 and Los Angeles had a rate of 6.66 (well, 6.65511 if you don’t round to the nearest hundredth).

シカゴの殺人率は15.09、ニューヨークの死亡率は3.93、ロサンゼルスの死亡率は6.66でした。

このような統計データが簡単にインターネットですぐ手に入るほど、アメリカ、特にシカゴの犯罪が問題になっており、映画の中の話だけではありません。

アメリカの銃社会、重犯罪発生率の高さ、SNS社会を絡めた映画です。

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映画「デス・ウィッシュ」予告

映画「デス・ウィッシュ」あらすじ

引用元:映画『デス・ウィッシュ』オフィシャルサイト

外科医から処刑人へ──。
家族を失った男の復讐が加速するハード・リベンジ・アクション!!

警察の手に負えない犯罪都市となったシカゴで救急患者を診る外科医ポール・カージー。ある日、何者かが家族を襲撃。妻は殺され、娘は昏睡状態になってしまう。失意の中、日々を過ごす中で善良な市民が死に、悪人の命を救わねばならいこともある医者という立場にも疑問を感じ始める。そして、犯罪が溢れかえり一向に進まない警察の捜査。この状況に怒りの頂点に達したポールは自ら銃を手に、犯人抹殺のため危険な街へと繰り出し始める。悪人には、問答無用。復讐をきっかけに街の悪を一掃する“死神”と呼ばれる救世主へと変貌を遂げていく─。外科医から処刑人へと変ぼうをとげる男のハード・リベンジ・アクションが今、幕を開ける!!

監督 Eli Roth(イーライ・ロス)
脚本 Joe Carnahan(ジョー・カーナハン)
原作 Brian Francis Wynne Garfield
ブライアン・ガーフィールド『狼よさらば』
製作 Roger Birnbaum(ロジャー・バーンボーム)
出演 Bruce Willis(ブルース・ウィリス)
Vincent D’Onofrio(ヴィンセント・ドノフリオ)
Elisabeth Shue(エリザベス・シュー)
Dean Norris(ディーン・ノリス)
Kimberly Elise(キンバリー・エリス)
音楽 Ludwig Göransson(ルドウィグ・ゴランソン)
配給 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
製作国 アメリカ
公開 アメリカ合衆国(2018年3月)
日本(2018年10月)

映画「デス・ウィッシュ」感想

アメリカ人たちにとっては身近な「犯罪・銃・SNS」といった社会問題をブルース・ウィリスを使ってうまく映画に落とし込んだ作品だと思います。

冒頭の統計データで示した通り、シカゴの犯罪発生率、殺人事件発生率は非常に高く危険な町であることがわかります。

この映画で一番伝えたかった内容は「シカゴは危険な町」「警察は当てにならない」「自警団が必要」「自分の身は自分で守れ」だったと思います。

これはよく伝わってきましたし、きれいにまとめられていました。
よくできた映画ではあります。

ただ、映画としての魅力や面白さを普段、伝えるように記事を書いているのですが、この作品は私には伝わってくるものが少なかったです。

好みの問題かもしれませんが。

 

カージー家族

映画「デス・ウィッシュ」より
カージー家族の幸せのひととき。このエピソードはしっかり描かれていました。
娘は昏睡状態、妻は亡くなります。 センターは妻役を演じたエリザベス・シュー。バック・トゥ・ザ・フューチャー2,3のジェニファー役が有名です。

設定が素人の外科医ですから、YouTubeなどの動画サイトで銃の扱いを研究したり、射撃の練習こそしますが、戦いかたは素人です。

戦いかたが素人のブルース・ウィリスは新鮮ですよね。

素人なりに銃を扱い、犯罪者を追い詰めるシーンはそれなりにかっこよく描かれていたと思います。

 

ディーン・ノリス、キンバリー・エリス

映画「デス・ウィッシュ」より
左からレインズ刑事(ディーン・ノリス)、ジャクソン刑事(キンバリー・エリス)

カージー家の事件を追う刑事が2人出て来ますが、もう少し役割をしっかり持たせておくと良かったかも。
出番がそこそこある割には、彼らの見せ所があまりなかったので。

ヴィンセント・ドノフリオ

映画「デス・ウィッシュ」より
左、ポール・カージーのフランク・カージー(ヴィンセント・ドノフリオ)はポール(ブルース・ウィリス)の兄さん。

フランクの出番も曖昧で、罪の意識をポールに感じさせてくれれば映画としてもっと面白くなったと思います。

主人公 Dr Paul Kersey(ポール・カージー)

Bruce Willis(ブルース・ウィリス)

ブルース・ウィリス

映画「デス・ウィッシュ」より
ブルース・ウィリスが演じるポール・カージー。
「死神」とSNSで呼ばれる

一流外科医で親子3人幸せに暮らす家庭を築いたポール・カージー。
裕福な白人男性で仕事も充実しており、高級車に乗り、一軒家に住んでいる。

家族の仲もよくて幸せ絶頂の中、彼の留守中に家に入って来た強盗により家族の幸せが破壊されます。
偶然、拳銃を手に入れて、そこから彼の「死神」としてのストーリーが始まります。

  • 名前 Bruce Willis
  • 生年月日 1955年3月19日生まれ
  • 出生地  西ドイツ
    ラインラント=プファルツ州ビルケンフェルト郡イダー=オーバーシュタイン
  • 国籍 アメリカ合衆国
  • 主な出演作品
    • Die Hard Series (ダイハードシリーズ)(1988, 1990, 1995, 2007, 2011)/ジョン・マクレーン役
    • The Sixth Sense(シックス・センス)(1999)/ドクター・マルコム・クロウ役
    • The Fifth Element(フィスフエレメント)(1997)/コーベン・ダラス役

まとめ

「銃で全ての問題を解決する」男の物語。
娯楽映画としてではなく、「銃」のセールス用映画としてみると効果的な映画だったと思います。

ブルース・ウィリスが出ているので、ブルース・ウィリスファンは観ておいてもいいかもしれません。

映画の楽しみ方に「細かいことは気にしない」というのが私の考え方にあるのですが、この映画は残念なことに細かいことが多すぎて集中して観ることができませんでした。

「映画だから、この程度はいいじゃん」が通用しない設定でした。
ちょっと、残念だったかな。
お国柄にもよるし。

ダイ・ハード1のブルース・ウィリスが一番かっこいいかなw

以上、『映画「デス・ウイッシュ(2018)」感想(ブルース・ウィリス主演乙!)』でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

宮川(@miyakawa2449)でした。

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