映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」感想・レビュー(クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンを存分に楽しめるMIB)

映画「メイン・イン・ブラック:インターナショナル」 映画
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映画「メン・イン・ブラック」の最新作「メン・イン・ブラック:インターナショナル」は馴染みのトミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミスが出演しなくなり、今回の映画は面白いのか?という、不安な声もよく聞こえてきています。

結論をいえば今回はスピンオフですし、時間軸的に間が空いているので単体作品として楽しんだ方が面白いです。
3つの旧作をまだ観ていない人は観ずにそのまま劇場に行かれることをお勧めします。

メン・イン・ブラッはこれまで製作総指揮をスティーブン・スピルバーグが、監督をバリー・ソネンフェルドが務めてきました。
そして、トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミスの共演でシリーズが続いてきたコメディ・SF映画の大ヒット作です。

  • メン・イン・ブラック(1997)
  • メン・イン・ブラック2(2002)
  • メン・イン・ブラック3(2012)

今回の新作「メン・イン・ブラック:インターナショナル」ではバリー・ソネンフェルドは製作に周り、F・ゲイリー・グレイが監督を務めます。

そして、今回も製作総指揮をスティーブン・スピルバーグが務めてくれています。

トミー・リー・ジョーンズのポジションにはクリス・ヘムズワースが、ウィル・スミスのポジションにはテッサ・トンプソンが連なります。

大ヒット映画MCUシリーズの1つ「マイティ・ソー バトルロイヤル」で共演したゴールデンコンビが同じスクリーンで今回も大暴れします。

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映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」予告編動画

SonyPicturesJapan公式のYouTubeチャンネルより
映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』予告4 6月14日(金)公開

映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」あらすじ

引用元:映画『メン・イン・ブラック : インターナショナル』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

NYに本部を置く最高機密機関「メン・イン・ブラック」(MIB)。
所属するエージェント達はブラック・スーツとサングラスに身を包み、地球に生息するエイリアンが犯罪や侵略行為を行わないように監視し取り締まっている。
エリート新人女性エージェントM(テッサ・トンプソン)は、エージェントO(エマ・トンプソン)に命じられロンドンへ。

ロンドン支部での初ミッションはMIB内部に潜入するスパイを摘発する事だ。
上官のハイT(リーアム・ニーソン)の指令に従い、イケメンチャラ男だが敏腕のエージェントH(クリス・ヘームズワース)とチームを組み操作を開始。

何にでも擬態しエージェントの姿にも化けることができるエイリアンを探す為、イギリス、フランス、モロッコと世界各国で捜査を進める二人に危険が迫る。

既にスパイ側が先手を打ち、二人を抹消する裏工作を進めていたのだ。
逆にMIBに追われる身となり、全てのエージェントが信用できない状況の下、追い詰められていく二人だが・・・。

原題 Men in Black: International
監督 F. Gary Gray(F・ゲイリー・グレイ)
脚本 Art Marcum(アート・マーカム)
Matt Holloway(マット・ホロウェイ)
製作 Walter F. Parkes(ウォルター・F・パークス)
Laurie MacDonald(ローリー・マクドナルド)
 製作総指揮 Steven Spielberg(スティーヴン・スピルバーグ)
Barry Sonnenfeld(バリー・ソネンフェルド)
Riyoko Tanaka(リョウコ・タナカ)
E. Bennett Walsh(E・ベネット・ウォルシュ)
 出演者 Chris Hemsworth(クリス・ヘムズワース)・Agent H
Tessa Thompson(テッサ・トンプソン)・Agent M
Liam Neeson(リーアム・ニーソン)・Agent High T
Emma Thompson(エマ・トンプソン)・Agent O
Rebecca Ferguson(レベッカ・ファーガソン)・Riza
 製作会社 Columbia Pictures Industries, Inc.
Amblin Entertainment 
 配給 Sony Pictures Entertainment Inc. 
 公開日 日米同時公開 2019年6月14日 
 上映時間 115分
コピーライト © 2019 SONY PICTURES DIGITAL PRODUCTIONS INC. ALL RIGHTS RESERVED

映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」感想・レビュー

旧作ファンを裏切らない演出でした

いつも通りのMIBでした。

MIBという最新鋭の科学技術の粋を集めた非公開組織でありながら、戦い方や事件の解決方法は旧作と変わらず80年代のインディー・ジョーンズの冒険活劇のような演出。
特にイギリス、フランス、モロッコと世界を股にかけて活躍するMIBインターナショナルはインディー・ジョーンズと似た雰囲気がしていました。
スティーブン・スピルバーグが今回も製作総指揮にいるのでMIBの冒険活劇がよりワールドワイドに広がっていて魅力的でした。

拠点はロンドン支部ですが、支部への入り方、エレベーターそして、地下に広がるロビーなど雰囲気はニューヨーク本部と同じ。
パンフレット情報によれば広さもニューヨーク本部と同じとか。

メインキャストはほぼ入れ替わり、ニューヨーク本部の本部長エージェントO(エマ・トンプソン)だけが旧作からの引き継ぎメンバーでした。

新人エージェントM(テッサ・トンプソン)は明らかに旧作のエージェントJ(ウィル・スミス)と同じポジションであり、新人すぎるためニューラライザーは持たせてはもらえないなど、旧作の韻を踏んでいる演出が多々あります。

旧作知らない人でも十分楽しめる!!

旧作知らない人でも十分楽しめる映画でした。
いや、むしろ知らない方が新鮮で楽しめる映画だと思います。

旧作を知っているとどんな種類のアイテムや武器が出てくるとか、だいたい想像がつきますし、話の展開も読めてきます。
なので旧作知らない人はそのまま劇場に足を運んでください。
その方がずっと楽しめます。

旧作を昔に観ている人は見返さずに劇場に行かれてはいかがでしょうか。

MIBシリーズはお話の独立性が成立しているので旧作知らない人でもより楽しめるようになっています。

今回は前作の拠点である、ニューヨーク本部は幸い今作のメインの舞台に入らないので旧作の知識ゼロで楽しめます。
旧作からのエージェントOは映画の始まりと、終わりにちょろっと出てきますが、メインストーリーには絡みません。

安心して新作を先に観てもいいと思います。

今回の作品を観て気に入られたら、MIB、MIB2, MIB3(エージェントOが初登場)と観ていっても十分楽しめます。
かなり古い作品ですが、今観ても楽しめる作品ですよ。

因みにニューラライザーは1作目から比較して、5cm短くなって25cmになったそうですが気づく人いないですよね(映画パンフレット情報)。

映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」をキャストで振り返る

エージェントH

映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」より クリス・ヘムズワースが演じる、エージェントH

映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」より
クリス・ヘムズワースが演じる、エージェントH
© 2019 SONY PICTURES DIGITAL PRODUCTIONS INC. ALL RIGHTS RESERVED

ロンドン支部のエリートエージェントH。
チャラ男風で本当に仕事できるのかこいつ?と思うシーンもいろいろありますが、ノリと勢いでかっこよく乗り切る男。

  • Chris Hemsworth(クリス・ヘムズワース)
  • 生年月日 1983年8月11日
  • 出生地 オーストラリア ビクトリア州メルボルン
  • 主な映画出演作品
    • Avengers: Endgame(アベンジャーズ/エンドゲーム・2019)/ ソー 役
    • Avengers: Infinity War(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー・2018)/ ソー 役
    • Thor: Ragnarok(マイティ・ソー バトルロイヤル・2017)/ 主役 ソー 役
    • Ghostbusters(ゴーストバスターズ・2016)/ ケヴィン 役

エージェントM

映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」より 左:テッサ・トンプソンが演じる、エージェントM

映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」より
左: テッサ・トンプソンが演じる、エージェントM
© 2019 SONY PICTURES DIGITAL PRODUCTIONS INC. ALL RIGHTS RESERVED

新米エージェントM。

1作目のエージェントJと同じ状態。
研修期間にエージェントHのパートナーにまり、一緒に地球を守るハメになる。

  • Tessa Thompson(テッサ・トンプソン)
  • 生年月日 1983年10月3日
  • 出生地 アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス
  • 主な映画出演作品
    • Avengers: Endgame(アベンジャーズ/エンドゲーム・2019)/ ヴァルキリー 役
    • Creed II(クリード 炎の宿敵・2018)/ ビアンカ 役
    • Thor: Ragnarok(マイティ・ソー バトルロイヤル・2017)/ ヴァルキリー 役

エージェント ハイ T

映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」より 右:リーアム・ニーソンが演じる、エージェント ハイT

映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」より
右: リーアム・ニーソンが演じる、エージェント ハイT
© 2019 SONY PICTURES DIGITAL PRODUCTIONS INC. ALL RIGHTS RESERVED

エージェントMの元相棒であり、現在ロンドン支部の支局長。
エージェントMにとってはいつも見守ってもらえて、かばってくれる父親のような存在の上司。

  • Liam Neeson(リーアム・ニーソン)
  • 生年月日 1952年6月7日
  • 出生地 北アイルランド・アントリム州
  • 国籍  イギリス・アメリカ合衆国
  • 主な映画出演作品
    • Cold Pursuit(スノー・ロワイヤル・2019)/ 主役 ネルソン・コックスマン 役
    • Batman Begins(バットマン ビギンズ・2005)/ ヘンリー・デュカード(ラーズ・アル・グール) 役
    • Star Wars Episode II: Attack of the Clones(スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 ・2002)/ クワイ=ガン・ジン 役
    • Star Wars Episode I: The Phantom Menace(スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス・1999)/ 主役 クワイ=ガン・ジン 役

■リーアム・ニーソンが出演している「スノー・ロワイヤル」

エージェント O

映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」より エマ・トンプソンが演じる、エージェント O

映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」より
エマ・トンプソンが演じる、エージェント O
© 2019 SONY PICTURES DIGITAL PRODUCTIONS INC. ALL RIGHTS RESERVED

MIB3より引き続き同じ役で登場。
MIBニューヨーク本部の本部長。

  • Emma Thompson(エマ・トンプソン)
  • 生年月日 1959年4月15日
  • 出生地 イングランド
  • 国籍 イギリス
  • 主な映画出演作品
    • Saving Mr. Banks(ウォルト・ディズニーの約束・2013)/ 主役 パメラ・トラバース / ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)ノミネート・英国アカデミー賞 主演女優賞ノミネート・全米映画俳優組合賞主演女優賞ノミネート・ラスベガス映画批評家協会賞主演女優賞 受賞・ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 女優賞 受賞
    • Men in Black III(メン・イン・ブラック3・2012)/ エージェントO 役
    • Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 2(ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2・2011)/ シビル・トレローニー先生 役

最後に

クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンのカッコ良さを堪能しつつ、メン・イン・ブラックの世界観を楽しめる作品でした。

映画「マイティ・ソー /バトルロイヤル・2017」でクリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンが共演しています。
マイティ・ソー でソー(主演 クリス・ヘムズワース)とヴァルキリー(テッサ・トンプソン)の後半共闘するシーンはすごく印象的でカッコよかったですし、2人のキャラクターがすごく生きていました。
作品のファンの方も大勢いらっしゃると思います。
私もそのファンの1人です。

MIBでは作品は違うし、立場も違う2人ですが、主演で共演し、同じスクリーンで暴れるシーンを再び観れたことは非常に嬉しかったです。

また、MIB旧作のトミー・リー・ジョーンズが演じたエージェントKは寡黙で落ち着いた大人の男性でした。対して、クリス・ヘムズワースが演じるエージェントHは真逆のチャラ男風であり、おしゃべりな男性です。

同様にMIB旧作のウィル・スミスが演じたエージェントJは体力を買われてMIBにスカウトされましたが、今回のテッサ・トンプソンが演じたエージェントMは類い稀な頭脳を買われて採用されています。

そういった新旧主演2人の対局性にある映画の演出を楽しむのもいいかもしれませんね。

以上、『映画「メン・イン・ブラック:インターナショナル」感想・レビュー(クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンを存分に楽しめるMIB)』でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

映画ライター宮川(@miyakawa2449)でした。

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コメント

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