映画『点』感想・レビュー(山田孝之と中村ゆりの芝居がエモい、ショートフィルム)

映画『点』 ラブストーリー
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映画『点』は26分で終わるショートムービーです。

山田孝之さんが出演していると聞いて、観てみることにしました。

お気に入りの俳優さんだったので『点』を観ることにしましたが、彼が出演していなかったら観ることもなかったでしょう。

物語は1つの区切りを見せてくれますが、2人の恋人たちが高校を卒業して14年振りに再開し、甘酸っぱい空気と何かが起きるのか?という余韻を残して終わっていきます。

僅か26分の映画、青春の時間、切ない空気、何も起きないのにちょっとエロい雰囲気など、もっと続きを観たいと感じさせる映画です。

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映画『点』のあらすじ予告編

YouTube ムービーより(購入または、レンタルができます)。

  • 公開日 2017年
  • 再生時間 25:55
  • 俳優
    • 山田孝之
    • 中村ゆり
    • 天光眞弓
  • 監督 石川慶
  • 脚本家 石川慶
  • 著作権 (C) 2017 WARNER MUSIC JAPAN INC.

映画『点』のあらすじ

とある田舎町で床屋を営む高志(山田孝之)。
高校時代に付き合っていた幼馴染のともえ(中村ゆり)が訪ねてきて、2人は14年ぶりに再会する。

14年前の記憶が曖昧でも2人の男女の間の気持ちは14年前にフラッシュバックする。
ぎこちない会話を交わしながら、「結婚式のためにうなじの毛を剃って」とお願いするともえ。

高志は戸惑いながらもともえを床屋に招き入れる。

映画『点』感想・レビュー

初めにも書きましたが、物語は1つの区切りを見せてくれますが、2人の元恋人たちが高校を卒業して14年振りに再開し、甘酸っぱい空気と何かが起きるのか?という余韻を残して終わっていきます。

チラッと物語の断片だけをみせられて、次の展開に妄想を膨らませて楽しませるそんな映画です。

起承転結で言えば、『起承』だけ与えられて、『転結』がない。

映画としては未完成かもしれないが、監督の狙いが『転結』を与えず、観客の妄想する好奇心を刺激するところにあるとすれば、この映画は成功していると思います。

映画『点』のまとめ

高校時代は恋人同士で幼馴染だった高志とともえの会話がぎこちないのは、14年振りだし、照れ臭さがあったからでしょう。
14年前の別れに何があったのかは分からないが、そこはこの映画では語られない。

少なくとも2人とも1度は地元を離れているらしいことはわかった。

または2人の現在の状況もあいあまいだった、高志は床屋の表札から家族構成は子ども2人、夫婦含めた4人家族と推測されるが、家族が出演するシーンはない。
単に尺の問題で出てこないのか、あるいは家族は家を出て行ってしまい一人暮らしなのか?

ともえも何度か携帯電話にメッセージや電話が着信するが、ひょっとして誰かと不倫しているのか?
と匂わせるシーンがある。
しかし、不倫をもうやめようとしている様子が垣間見える。

しかし、2人とも自分の今の近況を語ろうとはしない。

映画の中では僅か数十分、実際の時間にしても60分もかからないであろう場面だ。

限られた時間の間に高志とともえは何を感じ、何を考えたのか?

そして、2人の間に新しい時間は再び流れ出すのか?
なんとも思わせぶりで、2人の一コマを切り取ったお話でした。

以上、「映画『点』感想・レビュー(高校卒業後14年ぶりに再開した元恋人たち。山田孝之と中村ゆりの芝居がエモい、ショートフィルム)』でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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