こんにちはカメラ小僧宮川(@miyakawa2449)です。
愛用カメラはフルサイズのミラレース一眼 SONY α7ii と、アクションカメラ GoPro HERO 6 Blak それと、スマートフォンは iPhone7 Plus sです。
あまり使ってないけど、 一眼レフのCanon EOS Kiss X7 もあるかな。
写真をうまく撮る、カメラを上達するには、絞り・シャッタースピード・ピント・構図法など様々な知識が必要になります。
カメラを上達させるため、まず基本中の基本「構図法」を今日は説明しようと思います。
息をするように構図法が利用できれば、写真や動画などカメラが上達できます。
とはいえ、撮りたいときに撮りたい写真や動画を撮ることが肝心ですから、考えすぎてもいけません。
私もおさらいをかねて、過去の写真を引っ張り出して構図法を整理してみました。
それでは早速、始めていきます。
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実は簡単で便利な構図法を知ろう
構図法ってわかりますか?
なんだか難しそうですよね。
言葉は難しいですが、簡単に言うと「写したモノの配置」のパターンです。
そんなに難しくはないですよ。
例えば、次の2つの写真を見比べてみてください。
左の例はバランスよく被写体(もっともよく見せたいモノ)が配置されています。
右はバランスが悪く、左上と右下の余白バランスが崩れています。
撮影するときに被写体の配置や並び方のバランスを整えるように意識しましょう。
これが構図法の考え方です。
部屋の整理整頓と同じで、無秩序に被写体を配置するのではなく、決まりよく観せたいモノを配置しましょう、という考え方です。
次の写真などは写真の中心に視点が集中しやすいように、右の壁と、左の壁の中心が写真の縦の中心にくるようにカメラの高さを意識して撮影しています。
撮影するときにカメラの向きや、高さも合わせて絵作りをして画面の構成を考えると写真がグンと上達します。
配置を整えるのに便利な、カメラのグリッド線を表示しよう
バランスよく配置するように撮影することが大切であることはわかっていただけましたでしょうか。
写真が傾いていたり、見せたいものが画面のはじっこに偏っていたり、よくわからない写真になる事が多い人は、構図法を意識して撮影すると上達します。
「傾かないように撮影してるつもりだけど、やっぱり傾く」
「なぜか、バランスのいい写真が撮れない」
と、悩まれる方もいるでしょう。
実は簡単に構図法を身につける、いい方法があるんです。
それは「グリッド線(ガイドライン)」なのですが、お使いになっていますか?
iPhone を例にグリッド線の説明例
日本人は iPhone ユーザーが多いので、iPhone を例に説明します。
上記写真の左側の例のように 、iPhone の「カメラ」アプリは標準では「グリッド線」が表示されていません。
「設定」→「カメラ」を選び、「グリッド」を次の写真のようにオンにすると、次から撮影するときグリッド線が表示されます。
ちょっとしたことですが、このグリッド線があるのと無いのとでは、写真の上達度は違います。
iPhone 以外のスマホやコンパクトカメラ、一眼レフカメラなども設定を見直してグリッド線を表示しておくと、カメラを使ってバランスよく撮影することができるようになります。
1つ前の説明の終わりで「撮影するときにカメラの向きや、高さも合わせて絵作りをして写真の構成を考えると写真がグンと上達します。」と書きました。
実はグリッド線を意識すれば、「カメラの向きや、高さ」といった難しいことも自然と整ってきます。
騙されたと思って、グリッド線を使ったことがない人は今日から撮影時にグリッド線を利用してみてください。
それでも写真がずれる、ブレるといった場合は、肩に力が入りすぎているかもしれないので、肩の力を抜いてリラックスして撮影してみてください。
それでは構図法の重要性を理解し、グリッド線が使えるようになったところで具体的に構図法を紹介します。
構図法にこだわりすぎて、シャッターチャンス(撮影チャンス)を逃してはカメラを楽しめません。
初めは軽く意識する程度にしてください。
「自由に撮って楽しむ」が何よりもカメラ上達への一番の近道だと思います。
それでは構図法の説明に入りたいと思います。
カメラ上達の構図法(レイアウト)10選
基本の基本、センターに入れてシャッター【日の丸構図法】
いちばんオーソドックスな撮影方法です。
その日のランチやお花、日常の風景など観せたいモノをセンターに入れて撮影する方法、日の丸構図法です。
食べ物を美味しく観せる時は逆光気味で斜め上45度から撮影すると陰影がはっきりして美味しそうに見えます。
一眼レフなど絞りがコントロールできるカメラの場合は2枚目のように、絞りを全開にして光をいっぱい取り込めば背景をボカした写真も撮影できます。
絞りの説明はまた別の機会に記事にします。
縦、または横に揃える【二分割構図法】
日の丸構図法に続いて、オーソドックスな二分割構図法です。
被写体が丸いか、四角かの違いだけですが、センターに配置して左右バラスが撮れていると安心感があっていい写真になります。
被写体が四角い場合は、水平が傾いていると違和感があるのでグリッド線をうまく活用して水平になるように撮影するのがポイントです。
万が一、水平や中心がずれた場合は撮影後に編集して整えることも大切ですね。
縦、または横に揃える【三分割構図法】
被写体が三分割に別れるように撮影する手法を三分割構図法といいます。
下の写真例は「空と森と池」が3つに均等になるように後から編集しました。
境界線がハッキリするモノは、このように三分割均等法を利用すると、バランスがいいので観ている人も気持ちがいいです。
縦に挟む【サンドイッチ構図法】
写真の両サイドを何かしらのもので隠し、あいだに縦長の被写体を配置した写真をサンドイッチ構図法といいます。
縦長のビルとか、背の高い人など高さを活かした撮影に向いています。
ピラミッド型【三角構図法】
三角の被写体を活かす構図を三角形構図法と言います。
あまり三角の被写体を撮った記憶がないのですが、そういえば冬に白川郷に行ってきたのでそのときの写真を例にしてみました。
円すい状のモノやピラミッド型のモノ、帽子など三角に近いモノを撮影するときに思い出してみてください。
また、実際に三角でなくても、見えない線を繋いでいくと三角形になるもの(台形)的なモノを真ん中に大きく配置してもいいと思います。
心のグリッド線を引くってことですね。
画面を斜めに分ける【対角線構図法】
これもオーソドックスな構図法です。
横長の被写体を斜めにあえて傾けて撮影するとき、画面が対角線になるように撮影するとバランスよく配置されてみえます。
一番最初の「構図を守ろう」の例で出てきた写真も対角線構図法を利用した説明例でした。
個人的な意見ですが、「右上がり」と「右下がり」だと「右上がり」が勢いを感じてイキイキした映像になると思います。
書道などもそうですが、勢いがありイキイキした文字は「右上がり」の文字がほとんどで、「右下がり」になると優しい(弱々しい)イメージになります。
文字の形になぞる【アルファベット構図法】
アルファベットの文字の形が見えるように配置する撮り方をアルファベット構図法といいます。
S字型、U字型、V字型など見慣れた形に整えます。
ここまでくると何でもありな気がしてきますね。
下の写真は料理を配置して撮影していますが、器の配置のアウトラインがS字型になるように撮影しています。
枠を意識する【額縁構図法】
額縁が並んでいるように規則正しい配置で並んでいる被写体の集まりを額縁構図法と言います。
下の写真例はある写真展の作品例です。
作品自体が額縁構図法で構成されています。
分割点を意識する【交点構図法】
交点構図法は九分割されたグリッド線の交点に観せたい被写体を配置して画面を引き立てる手法です。
グリッド線がないとなかなかうまく配置することができないですね。
下の例は交点の1か所だけに被写体を用意しましたが、4か所に被写体を用意しても成立します。
斜めのラインが集中する【放射構図法】
基本は画面の奥に点を決めて、放射状の線がその1点に集中するように撮影する手法を放射構図法といいます。
奥行き感を演出し、放射線状に注目させたい被写体を配置する技法です。
最後に
簡単に説明しようと思った構図法の記事でしたが、意外とボリュームが増えました。
何度も書いていますが、「自由に撮って楽しむ」が何よりもカメラ上達への一番の近道だと思います。
カメラ撮影を楽しみながら、プラスアルファのカメラ上達のコツとして「グリッド線」と「構図法」を知っておくと、より見栄えのいい写真や動画が撮れるようになります。
画面の中の映像が傾いていたり、バランスが悪いと何か気持ちが悪いですから、構図法はぜひ意識して身につけてください。
日の丸型やアルファベット型などいろいろな構図法を紹介しましたが、一番大事なのは「見慣れた形」に被写体(一番観せたいモノ)を配置して並べるっていうことです。
それが日の丸型なのか、アルファベット型なのかは結果でしかありませんし、ただの1例です。
自分だけの斬新な構図が見つかるといいですね、
ぜひ、自由にカメラを楽しんで写真や動画撮影の上達に活かしてください。
以上「カメラ上達の基礎知識!スマホカメラ・一眼レフ・ミラーレスで使える構図法10選」
最後までお読みいただきありがとうございました。
宮川(@miyakawa2449)でした。
それではまた〜♪
コメント
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