ロバート・ダウニー・Jr.主演「シャーロックホームズ(2009)」の感想と原作の比較

ロバート・ダウニー・Jr.主演「シャーロックホームズ(2009)」の感想と原作の比較

こんにちは映画ファン宮川(@miyakawa2449)です。

シャーロック・ホームズはアーサー・コナン・ドイル(1859年5月22日 – 1930年7月7日)が原作を書いた、推理小説の主人公であることは多くの方がご存知のことでしょう。

産業革命真っ只中の霧の都ロンドン、ベーカー街221Bの下宿先に住むシャーロック・ホームズ。
世界中にファンがいることでも有名です。

今日紹介する映画「シャーロック・ホームズ 」は、脚本が完全オリジナルの映画です。
世界観や主要キャラクターを利用した、全く新しいシャーロック・ホームズが描かれています。
現在は、2作目の「シャーロック・ホームズ  シャードーゲーム(2011)」まで公開されています。
「シャーロック・ホームズ 3」の噂も聞こえてきています。

今日紹介するのは1作目の映画。

シャーロック・ホームズの原作と比較しながら振り返ってみたいと思います。

映画「シャーロック・ホームズ(2009)」予告


※日本語の公式動画が見つけられなかっため、YouTubeは英語版を埋め込んでいます

映画「シャーロック・ホームズ(2009)」あらすじ

引用元:【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|シャーロック・ホームズより

事件発生! 1891年、ロンドン。進歩する世界の中心地であり、あらゆる悪がはびこるこの街で、若い女性を狙う連続殺人が起きる。不気味な儀式を想わせる手口は謎に包まれ、警察は解決の糸口さえつかめない。
最強の頭脳を持つ名探偵! この街には、彼がいる。シャーロック・ホームズ、独自の探偵術を極めた男。超人的な観察力、記憶力、推理力、そして時には拳の力で真相を突き止める。なんと彼は、熟練した武術家でもあった。犯罪との戦いでは、完璧な理論と科学的な根拠はもちろん、格闘能力も最高の武器になるのだ。
最強のコンビで解決! ホームズには、ジョン・ワトソン医師という優秀な相棒がいる。しばしば暴走してしまう天才ホームズと、冷静かつ常識的に行動するワトソン。正反対の二人はケンカが絶えないが、厚い信頼と友情で結ばれている。彼らが正体を暴いた犯人の名は、ブラックウッド卿、逮捕され死刑を宣告されても、一向に動じない。巨大な闇の力により、死んでも甦れると言うのだ。
事件は最強の謎に変わる! 邪悪な神秘主義組織の頂点に立つブラックウッド卿は、予言通りに生き返り、全世界を悪で塗りつぶし、支配しようと企てる。人々がパニックに陥る中で、ホームズだけは胸を躍らせていた。過去の事件は簡単すぎた。遂に最強の謎に挑める時が来た!
2010年、最強の謎と戦う、これが本当のホームズだ!

※ワーナー公式の文章を尊重し、そのまま引用しています。
原作では「ワトソン」ではなく、「ワトスン」なっています。どちらの表記でも問題はないと思います。

監督 Guy Ritchie(ガイ・リッチー)
脚本 Michael Robert Johnson(マイケル・ロバート・ジョンソン)
Anthony Peckham(アンソニー・ペッカム)
Simon Kinberg(サイモン・キンバーグ)
原案 Lionel Wigram(ライオネル・ウィグラム)
Michael Robert Johnson(マイケル・ロバート・ジョンソン)
原作 Arthur Conan Doyle(アーサー・コナン・ドイル)
製作 Joel Silver(ジョエル・シルバー)
Lionel Wigram(ライオネル・ウィグラム)
Susan Downey(スーザン・ダウニー)
出演 Robert Downey, Jr.(ロバート・ダウニー・Jr )
Jude Law(ジュード・ロウ)
Rachel McAdams(レイチェル・マクアダムス)
Mark Strong(マーク・ストロング)
音楽 Hans Zimmer(ハンス・ジマー)
配給 Warner Bros. Entertainment, Inc.(ワーナー・ブラザース・エンターテイメント)
公開年 アメリカ・イギリス 2009年12月/日本 2010年3月

映画「シャーロック・ホームズ」の感想

街並みなどの世界観について

街並み
19世紀1891年のイメージ。中央はRachel McAdams が演じる、Irene Adler。

19世紀のロンドン1891年が舞台になっています。
産業革命によりスモッグが立ち込め「霧の都ロンドン」と歌われ、ヴィクトリア女王が統治していたヴィクトリア時代のロンドン。
日本でいうと明治時代(1868年 – 1912年)のお話です。

ロンドンの街並みや建物、人々の衣装に至るまで19世紀のロンドンを再現しています。

非常に引き込まれる世界観でした。

魔術の儀式の様子
魔術の儀式の様子

シャーロック・ホームズの原作を初めて読んだのは 20年前、あれからときどき読み返しています。
長編が4冊と短編が何冊かでていますが、全て読みました。
好きな小説の1つです。
日本人の私が小説を読んでいても街並みの想像が追いつきません。
映像で当時のロンドンを再現されると見応えありますし、圧倒されますね。
ロンドンの街並みがすごくかっこいいです。
建物の中の映像もほとんどがロケで撮影されているそうです。

この映画は本当に好きです。
街並みや建物などを観るだけでもこの映画は価値があります。

Blu-ray ディスクの特典映像には街並みを再現する際のCG処理が紹介されいました。
当時の街並みを復刻するCG処理は、観ていて本当に関心しました。

見どころのアクションシーン

拳闘場シーンより
映画「シャーロック・ホームズ 」より
特殊な格闘術をホームズが使う「拳闘場」のシーン。

原作と違うのは何と言っても、格闘中心のアクション性が高い脚本です。
ホームズは原作でも武術に秀でていますが、ワトスン博士はもともと武術はからっきしです。

映画ではホームズとワトスンの格闘シーンが随所に散りばめられています。

格闘シーンの見どころの1つにホームズ特有の格闘スタイルがあります(1つ上の写真)。
戦闘開始前に相手の状況、スキや弱点を洗い出し、脳内で攻撃の流れを映像化したのち、一気に攻撃を叩き込む格闘術です。
通常1秒間に24コマで撮影するところを最高3000コマで撮影できるファントムカメラを用いて、超スロー再生を行ない、脳内の映像を特殊表現しています( Blu-rayディスクの特典映像解説より)。

 

造船所シーン
映画「シャーロック・ホームズ 」より
造船所でのアクションシーンでは、莫大な予算と6ヶ月の期間がかかっているらしいのでとても力が入っていますよ。

内容の感想

原作と違い「随分、かっこいいシャーロック・ホームズとワトスン博士」だなと最初に思いました。
かっこいいとは、おしゃれだし、原作と比べてアクション性が高いのでハリウッドっぽくて面白いってことです。

原作がある映画やアニメなどは、原作の世界観やキャラクター性を重んじる場合がありますが、この映画「シャーロック・ホームズ」はいい意味でキャラクター性を破壊して成功した映画だと思います。

ただし、「原作に忠実でないと納得できない」という人は観ないことをおすすめします。

もし、原作通りのキャラクターで映画を描くと、静かな映画になりますし、暗い映画になりがちです。
正直、映画にはあまり向かない原作だったと思います。

シャーロック・ホームズもワトスン博士ももっと堅くて暗いキャラクターになるはずですが、映画ではシャレがきいていてオシャレでかっこよく描かれています。
しかも、ワトスン博士がスマートで強いんです。これは原作では絶対ありえません。

映画として面白いし、うまく21世紀の現代に合う新しいシャーロック・ホームズに仕上がっていたと思います。
時代の流れに合わせた作品ということです。

キャストで振り返る映画「シャーロック・ホームズ」

Robert Downey, Jr.(ロバート・ダウニー・Jr )/Sherlock Holmes(シャーロック・ホームズ)

Robert Downey, Jr.
映画「シャーロック・ホームズ」より
Robert Downey, Jr. 演じる、Sherlock Holmes

ハリウッド映画にふさわしい新解釈のシャーロック・ホームズに仕上がっていました。
オリジナルにシャーロックホームズはお堅くて暗いタイプのイメージだと私は思っています。
Robert Downey, Jr.(ロバート・ダウニー・Jr )はおしゃれで強くてハンサムな新しいシャーロック・ホームズ像を作ってくれました。
アクション映画という要素を取り除けば、以下の通りほぼ原作通りだったと思います。

  • 観察眼の鋭さから人の職業を言い当てる
  • 推理力の鋭さ
  • ロンドンの街を隅から隅まで知り尽くしている(道、店、土の色まで)
  • 用意周到に準備する抜け目のなさ
  • 様々な職業の人間を演じかつ、変装する能力
  • 武術の達人
  • 実際に起きた怪事件の調査記録
  • 犯罪心理学に精通
  • 犯罪に関する研究と化学的な実験
  • 強い正義感

Blu-rayディスクの特典映像で Robert Downey, Jr.(ロバート・ダウニー・Jr )は体脂肪率5%まで絞り込んでいるという話を聞いて驚きました。

  • Robert Downey, Jr.
  • 生年月日 1965年4月4日
  • 出生地 アメリカ合衆国 ニューヨーク州
  • 主な出演作品
    • アベンジャーズ・2012〜(トニー・スターク / アイアンマン役)
    • シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム・2011(シャーロック・ホームズ役)
    • アイアンマン・2008(トニー・スターク / アイアンマン役)
    • アイアンマン2・2010(トニー・スターク / アイアンマン役)

Jude Law(ジュード・ロウ)/Dr. John Watson(ジョン・H・ワトスン(ワトスン博士))

Jude Law
映画「シャーロック・ホームズ」
Jude Law 演じる、Dr. John Watson
原作のワトスン博士は1878年にロンドン大学で医学博士の学位を取得し、軍医になる資格を取得後、第二次アフガニスタン戦争の戦線に配属されます。
肩を銃撃された怪我で入院した後、腸チフスにかかり、本国に帰った経歴があります。
長編小説「緋色の研究」ではワトスン博士が下宿先を探しており、共同で下宿を借りるパートナーとしてシャーロック・ホームズ と初めて出会うエピソードがあります。

映画では「アフガニスタン戦争帰り」というホームズの説明が入ります。

私が持っている原作のワトスン博士のイメージは次のようなものです。

  • ふくよかな体型
  • ホームズの探偵能力の高さに憧れている
  • ホームズの事件簿を作成する(小説はワトスン博士の1人称で描かれた、事件簿の体をなしています)
  • ホームズが事件の調査・推理に行き詰ったときに無意識にヒントを漏らす
  • 平和主義

Jude Law(ジュード・ロウ)のワトスン博士はハンサムでおしゃれでかっこいいです。
しかも、スマートです。
さらに戦闘能力が非常に高く、ホームズより先に攻撃に入ることも。
完全にアクション映画ですね。

本映画では、ワトスン博士が結婚を控えて下宿を立退くエピソードが描かれています。
上で説明した通り、原作の 1 作目「緋色の研究」では 2 人が始めて出会うエピソードから描かれていることから、本映画ではすでに 2 人の間で幾多もの事件を解決してきていることが窺い知れます。

  • Jude Law
  • 生年月日 1972年12月29日
  • 出生地 イングランド ロンドン
  • 国籍 イギリス
  • 主な出演作品
    • ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生・2018(アルバス・ダンブルドア役)
    • シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム・2011(ジョン・H・ワトスン役)
    • コールド マウンテン・2003(インマン役 アカデミー主演男優賞ノミネート)
    • A.I. ・2001(ジゴロ・ジョー役)

Rachel McAdams(レイチェル・マクアダムス)/Irene Adler(アイリーン・アドラー)

Rachel McAdams
映画「シャーロック・ホームズ」より
Rachel McAdams が演じる、Irene Adler

映画に出てくるアイリーン・アドラーは自由気まま、神出鬼没なキャラクター。
美人で戦い慣れしており強く、狡猾な姿を見せる。決して信用してはいけない女性キャラクターです。
本作ではとても重要なポジションのヒロインです。
ルパン三世の峰不二子のように強くて、謎めいた女性というとイメージがわきやすいでしょうか。

彼女はホームズの宿敵である「ジェームズ・モリアーティ教授」に利用されており、逃げられない立場にいます。

原作「シャーロック・ホームズの冒険」の短編「ボヘミアの醜聞(しゅうぶん)」に出てくる女性キャラクター。原作ではこの1回にだけ出てくる女性です。

ぜひ、原作本をお読みいただきたいですが、簡単に紹介します。

ホームズは自分の頭脳の明朗さを安定させることにプライドをかけているところがあるが、「アイリーン・アドラー」のことを考えると落ち着かなくなるところがある。
ワトスン博士はそう分析しています。

ホームズはアイリーンのことを口にするとき「あの女性」とだけ呼びます。
実はアイリーンはホームズを出し抜いた唯一の女性なのです。

短編「ボヘミアンの醜聞」で、ホームズは依頼人からスキャンダルのネタになる写真を「アイリーン・アドラー」から取り返して欲しいと依頼を受けます。
その写真には「ボヘミア国王とアイリーン・アドラー」が2人キリで写っていたのです。
依頼人はこのあと結婚を控えるボヘミア国王その人です。
アイリーンはスキャンダル写真を結婚相手に「送る」と脅迫をかけてきていたのです。

アイリーンは米国ニュージャージー州出身で、コントラル歌手、スカラ座出演、ワルシャワ帝室オペラ座のプリマドンナを務め、のちに引退しており、現在はロンドンに在住。

オペラのプリマドンナを務めた美貌の持ち主で、ホームズとアイリーンは「ボヘミアの醜聞」で作成遂行中2度だけ接触します。
予定通りいけばスキャンダルの写真を取り返せるはずでした。
予定の時間に写真を取り返しに国王とホームズが現場に到着すると、アイリーンは既に旅たった後でした。
シャーロック・ホームズ宛の手紙と自身の写真を残して。
手紙の内容にはホームズの考えを見抜き、急いで旅立つことを決意した理由と、王様は今後スキャンダルの心配をしなくてもいい理由が詳しく書き記されていたのです。
アイリーンはホームズの思考の1歩先を読んでいたんですね。

好敵手で、オペラのプリマドンナを務めるほど魅力的で、国王を脅迫してきた危険性もある女性アイリーンが、ホームズの心に深く刻まれたエピソードです。

なお、ホームズはこのとき報酬として王様から「アイリーン」の写真を受け取っています。
映画本編に出てくる「アイリーン」の写真はおそらく、「ボヘミアの醜聞」の報酬です。

ホームズが報酬にアイリーンの写真を受け取っている様子から、明らかにアイリーンに惚れていることが窺いしれます。
原作でホームズは女嫌いの設定になっていますが、よほど惚れたのではないでしょうか?

  • Rachel McAdams
  • 生年月日 1978年11月17日
  • 出生地 カナダ オンタリオ州ロンドン
  • 主な出演作品
    • ドクター・ストレンジ・2016(クリスティーン・パーマー役)
    • スポットライト 世紀のスクープ・2015(サーシャ・ファイファー役 アカデミー助演女優賞ノミネート)
    • シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム・2011(アイリーン・アドラー役)

Mark Strong(マーク・ストロング)/Lord Blackwood(ブラックウッド卿)

Mark Strong
映画「シャーロック・ホームズ」より
Mark Strong 演じる、Lord Blackwood

原作には登場しない、オリジナルの悪者。
ブラックウッド卿は映画の冒頭で儀式のために1人の女性を生贄に殺害しようとしますが、すんでのところでホームズとワトスンがそれを阻止します。
ブラックウッド卿は逮捕され、死刑が執り行われ、処刑後の検死をワトスン博士が行い死亡を宣告します。

下宿先で休んでいるホームズとワトスン博士の元へ、ブラックウッド卿が墓から蘇ったという速報が届く。

そして、奇怪な殺人が起き始めます。

ブラックウッド卿は、1875年イギリス生まれの「アレイスター・クロウリー」がモデルになっています。
英国のオカルティスト、儀式魔術師であり、マスコミには「世界で最も邪悪な男」と書き立てられていたようです。
  • Mark Strong
  • 生年月日 1963年8月5日
  • 出生地 イングランド・ロンドン
  • 国籍 イギリス
  • 主な出演作品
    • キングスマン: ゴールデン・サークル・2017(マーリン役)
    • キングスマン・2014(マーリン役)
    • 記憶探偵と鍵のかかった少女・2013(主演 ジョン・ワシントン)

最後に

原作シャーロック・ホームズの魅力を私なりにまとめてみました。

  • 事故現場の描写やホームズの分析能力
  • スコットランドヤードの警部の分析能力の低さ(ホームズの引き立て役)
  • ホームズの特異性として観察眼、記憶力、推理力、知識量、冷静さ、犯罪の知識、正義感などが優れている。
  • ホームズとワトスン博士の信頼関係と絆の強さ。
  • ワトスン博士のホームズへの憧れの強さ。
  • 事件解決の際の解説の明朗さ。
  • ホームズの人心掌握(じんしんしょうあく)能力の高さ。
    味方となる子供たちや大人がしばしば描かれる。
    長編小説「緋色の研究」に出てくる、ベイカー街遊撃隊(少年探偵団)などもその1つ。
  • 絶対的な悪としてのモリアーティ教授の存在

映画「シャーロック・ホームズ」にもこれらの魅力はしっかり反映されていまいた。
シャーロック・ホームズやワトスン博士たちがオシャレで攻撃性が高いというところは原作とは違いますが、新しいイメージとして私は大好きな作品です。

映画版の「アリーン・アドラー」は間違いなく魅力的なキャラクターの1人として、今後のシリーズにも出続けていただきたいと思っています。

「シャーロック・ホームズ3」全米公開が2020年クリスマスに決定したと言われています。
今から日本での公開も楽しみです。

また、ワトスン博士役のJude Law(ジュード・ロウ)が映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で若き日のダンブルドアを演じます。日本公開は11月23日予定です。

以上、『ロバート・ダウニー・Jr.主演「シャーロックホームズ(2009)」の感想と原作の比較』でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

宮川(@miyakawa2449)でした。

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それではまた〜♪


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