映画俳優 名優ホアキン・フェニックスの魅力の秘密に迫る

ニーナ 俳優
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映画「ビューティフル・ディ」の記事を先日書いたので、主演をしたホアキン・フェニックスの紹介記事を書いてみました。

「ビューティフル・ディ」で怪演したホアキン・フェニクス、すごくファンになりました。

演技には隙がなく、その役になりきる。
1本の映画の中で同一人物でありながら、場面に合わせて人相まで変えてしまえるストイックな芝居は観ていてゾクゾクします。

■ホアキン・フェニックス について関連した作品を紹介している記事

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ホアキン・フェニックスのプロフィール

  • 英語表記:Joaquin Phoenix
  • 本名:Joaquin Rafael Phoenix
  • 誕生日: 1974年10月28日
  • 出身:アメリカ・プエルトリコ自治連邦区・サンフアン市

 

ホアキン・フェニックスの凄すぎる家族

23歳の若さで亡くなったリヴァー・フェニックス(1970年8月23日 – 1993年10月31日没)がホアキン・フェニックスの兄であることは有名なお話です。

リヴァー・フェニックスはスタンド・バイ・ミー(1986年)の少年たちのリーダー役で脚光を浴びます。
インディ・ジョーンズ  最後の聖戦(1989年) では、インディ・ジョーンズの少年期役を演じています。
また、マイ・プライベート・アイダホ (1991年) ではヴェネツィア国際映画祭、全米映画批評家協会賞、インディペンデント・スピリット賞で主演男優賞を受賞。

ホアキン・フェニックスの兄、名優リヴァー・フェニックスは少年期から脚光を浴びつづけていました。

姉のレイン、妹のサマーも女優として活躍しています。

また、妹サマーと結婚したケイシー・アフレック、そして、ケイシーの弟ベン・アフレックも俳優をしており、義弟たちもお騒がせ実力派俳優です。

家族、親戚もハリウッド俳優ってすごいですね。

ホアキン・フェニックスの経歴

下記のホアキン・フェニックスの映画出演作品は代表的なものだけを抽出しています。

概要
1986 映画「スペースキャンプ」で映画デビュー(リーフ・フェニックス名義)
2000 グラディエーター (アカデミー助演男優賞ノミネート)
2001 戦争のはじめかた
2005 ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
2012 ザ・マスター

ヴェネツィア国際映画祭 男優賞(ホアキン・フェニックス/フィリップ・シーモア・ホフマン)

ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞(ポール・トーマス・アンダーソン監督)

2013 her/世界でひとつの彼女(ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)ノミネート)
2014 インヒアレント・ヴァイス(ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)ノミネート)
2017 ビューティフル・デイ(カンヌ国際映画祭 主演男優賞受賞)

 

ホアキン・フェニックスの代表作

私が特にこの作品はよかったというものを独断で紹介する作品リストです。

映画「ビューティフル・ディ」

監督 リン・ラムジー
脚本 リン・ラムジー
製作 リン・ラムジー
原作 ジョナサン・エイムズ
音楽 ジョニー・グリーンウッド(イギリスのオルタナティヴ・ロックバンド「レディオヘッド」のメンバー)
出演
  • ホアキン・フェニックス
  • エカテリーナ・サムソノフ
  • ジュディス・ロバーツ

 

映画「ビューティフル・ディ」のストーリー

ジョー

孤独な男と全てを失った少女。その日、壊れた2つの心が動きだす。
元軍人のジョー(ホアキン・フェニックス)は行方不明者の捜索を請け負うスペシャリスト。
ある時、彼の元に舞い込んできた依頼はいつもと何かが違っていた。
依頼主は州上院議員。愛用のハンマーを使い、ある組織に囚われた議員の娘・ニーナ(エカテリーナ・サムソノフ)を救い出すが、彼女はあらゆる感情が欠落しているかのように無反応なままだ。
そして二人はニュースで、依頼主である父親が飛び降り自殺したことを知る。

映画「ビューティフル・ディ」を観て

映像が美しくて優しい、それでいて力強さを感じる映像です。
女性監督リン・ラムジーのなせる技だと思います。

おっと、この記事はホアキン・フェニックスの記事でしたね。

ホアキンが演じる「ジョー」は退役軍人で、人探しのプロでもありますが、殺し屋でもあります。
強くて、残忍だけど、優しくて寂しがりやで、不器用な男のジョーを、とてもクールにかっこよくホアキン・フェニックスが演じています。

上でも言いましたが、上映中に3回も観にいきましたが、全然飽きない作品でした。

 

映画「ザ・マスター」

監督 ポール・トーマス・アンダーソン
脚本 ポール・トーマス・アンダーソン
製作
  • ポール・トーマス・アンダーソン
  • ミーガン・エリソン
  • ダニエル・ルピ
  • ジョアン・セラー
音楽 ジョニー・グリーンウッド(イギリスのオルタナティヴ・ロックバンド「レディオヘッド」のメンバー)
出演
  • ホアキン・フェニックス
  • フィリップ・シーモア・ホフマン
  • エイミー・アダムス

 

映画「ザ・マスター」のストーリー

ザ・マスターチラシ

第二次世界大戦後のアメリカが舞台。

心を病んだ帰還兵フレディ・サットン(ホアキン・フェニックス)は酒と女に溺れる精神異常者。

カリスマ的な素質を持った男ランカスター・ドット(フィリップ・シーモア・ホフマン)にフレディは出会います。

ランカスターに興味を持ったフレディは彼と彼の信者たちと行動をともにするようになります。

帰還兵のフレディは果たして自分を救えるのか。

映画「ザ・マスター」を観て

この映画はアメリカ人が作った、アメリカ人のための映画です。

アメリカ人の文化を知らないと理解が難しい映画だと思いました。

裏を返すと、日本人には理解しがたい映画です。

この映画は特に1950年代のアメリカの社会問題を深くあぶりだした作品です。
当時は第二次世界大戦後であり、戦争で心的外傷後ストレス障害を負った帰還兵が多勢おり、社会問題の1つでした。
また、当時のアメリカではある1つの新興宗教が台頭してきており、社会問題になっていたと言われています。

本作は帰還兵のフレディと、カリスマ性を持つ新興宗教のリーダーであるランカスターの関係を表現しています。

ただ、この映画に「帰還兵を救いましょう」「新興宗教反対」などのメッセージ性をしめす「答え」がありません。

この映画はおそらく観た人たちが、自分の心の中に答えを見つける作品です。

「こういう事だ」と示されていないので、映画の中に答えを求めるとモヤモヤするのではないかと思います。

観る人を選ぶ作品かもしれませんね。

今回は映画「ビューティフル・ディ」と「ザ・マスター」についてのみ、代表作の紹介をしました。

ホアキン・フェニックスがこの作品の中でオーラと人相をガラッと変えて登場してくるシーンにゾクゾクさせられました。

この人の演技は神の領域と言える作品です。

最後に

ホアキン・フェニックスの芝居はやばいですね。

演じている人間はホアキン・フェニックスですが、「作品ごとに中身は違う人間がいるのではないか?」と思わせる演技をします。

例えば、映画「ザ・マスター」の彼の表情、目はまさに精神障害者のドキュメンタリー映画を観ているようでした。

また、映画「ザ・マスター」の中だけでもエンディングに出てくるフレディは「病気になった?」とひと目でわかるぐらい人相と体格が変わっていました。

映画「ビューティフル・ディ」では退役軍人の殺し屋役ということで、「ザ・マスター」とは真逆の筋肉がありつつも少し太った体格で出てきて別人か?と思うほどでした。

役柄に合わせて体格や風貌まで変えてしまうところはすごいですよね。

ホアキン・フェニックスは目が離せない俳優の1人です。

以上、「映画俳優 名優ホアキン・フェニックスの魅力の秘密に迫る」でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

追記

バットマンのスピンオフ「ザ・ジョーカー」のジョーカー役にホアキン・フェニックス が抜擢されました。

コメント

  1. […] ジェイコブ・トレンブレインの芝居も凄い、真に迫るモノがあります。 褒め過ぎかもしれませんが、ホアキン・フェニックスが「ザ・マスター」で演じた役のように真に迫る演技です。 […]

  2. […] ob Tremblain ‘s role as a role of Raleigh is also amazing , there is a thing that approaches truly.  Although it may be too praise, it is a performance that Joaquin Phoenix plays in truth like a role played in “The Master” . […]

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