近江八景をめぐる旅（其の壱）

お出かけ

2016.05.232018.07.11

ＢＳ日テレ – の番組「三宅裕司のふるさと探訪～こだわり田舎自慢～」の三宅裕司さんと地元の人たちとの会話のユルさが大好きで毎週録画して見ています。旅のきっかけはこの番組ありました。
それは 5月3日放送「#40　滋賀県大津市の旅」の回で「近江八景」の1つ「瀬田の唐橋」の夕日が紹介されていた回でした。
滋賀県なら金沢からクルマでいけるので、「近江八景を自分の目で見てカメラに収めてみたいな」と思ったのが今回の旅のきっかけでした。
一度に 8 カ所すべてを回ることは理想的ではないんで、近場ならそのうち全部回れるかな？

家族と時間が合わなかったので今回は一人旅でしたが、結果的に 1 人で行ってきて正解でした。理由は後ほど。

賤ヶ岳（しずがたけ）

最初に寄ったのが「賤ヶ岳」でした。
ホームページで見た、賤ヶ岳からの景観の写真に惚れてここの景色をみるのは外せないと思っていました。
ところが賎ヶ岳リフト乗り場の近くに到着すると道がロープ塞がれていてクルマで上がれなくなっていました。

地元の人と思われる係りの人に声をかけると、「明日（明日は日曜日）の祭りの準備で駐車場が使えません」「そこに車停めて歩いて上がっていってください。リフトは動いています」と教えてもらいました。

リフトは乗っている時間はおそらく4 分前後です。
リフトを降りてすぐの場所で景色を楽しめ所もありますが、頑張って300m登ると展望台があります。
展望台まで登っていってきましたが、山の道ですので歩きやすい靴が理想的です。僕はクルマを降りるときに革靴から運動靴に履き替えてので正解でした。

撮影が目的の1つだったので、荷物も写真のように1つにまとめておいて正解でした。これなら両手が自由になるので何があっても機材も体も守れます（笑）

次の写真が展望台からの眺めです。
当日はあいにくガスがかかっており、肉眼で水平線は見えませんでした。
左奥に見えてる小さい黒い影が多分、竹生島でしょう。

写真は Mac で現像するときにカラーバランスを調整してガスをできるだけ感じない様にしています（NDフィルタがあれば、もう少しよい写真が撮れたかも？と思っています）。

彦根城

彦根城夜楽として夕方閉門する彦根城を 18:30 に再開門して、ライトアップされた彦根城を楽しもうというイベントがこの日行われました。
実はこの彦根城のライトアップ撮影が今回の旅の最大の目的でした。

残念ながら入場できるエリアが制限されており、天守閣の前側（写す側の背中側）に満月が上がっており、お城と満月のダブル共演はできませんでした（本当は月と合わせて撮りたかったんですが）。

場所を探せば、彦根市内どこかに撮影可能なスポットがあったかもしれませんが、この日はこの時点で 11km も歩いておりヘトヘトで、満月をベストな状態で撮影するセッティングをする気が失せていました。
本命はあくまでも彦根城です。
代わりと言っては変ですが、天守閣の隣に沈む夕日が一瞬だけ見れたのでカメラの調整をしてカメラに収めることだけはなんとかおまけで撮りました（笑）

ひこにゃんにも会えました。ナマで動いているひこにゃん初めて見ましたが可愛いですね。ファンになりました。

残念だったところ
1. 竹生島
2. 海津大崎の岩礁

残念だったところ

僕の段取り不足もあり2か所回れなかった残念なところが 2 つありました。

竹生島

船に乗って竹生島に行く予定でしたが、船の出発時間の最終便が 14時だったんですね。
ホームページをしっかり見ていなかったので最終便の時間を考えていませんでした。
長浜港の船乗り場に着いたのが 14:15 頃だったのですが、もうこの日は乗れませんとのこと。
申し訳なさそうに言われてしまいました。

一人旅で正解だった理由がこれだったのです。家族が一緒にいたら船に乗れず申し訳なかったです。
賎ヶ岳を撮った後、海津大崎まで足を延ばしていたので、今津港から竹生島まで行く予定でしたが、「どうせ長浜・彦根方面に行くんだから、長浜港から乗ればいいや」と海津大崎から引き返したのがダメでしたね。
当初の予定通りだったら竹生島に余裕でいけてましたね（笑）

言い訳ではありませんが、長浜の黒壁スクエア（近江八景とは関係ない）に行くというミッションもあったので長浜に急いでいってしまいました。