【感想】映画「ザ・プレデター」ココがみどころ5選!見逃すな!【後半レビュー・ネタバレ】【10/2追加更新】

映画
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こんにちは映画大好き宮川(@miyakawa2449)です。

いよいよ日米同時公開「ザ・プレデター」が公開されました。

いやー、楽しかった。

観て来てよかったです。

いつも思うんですが、プレデターシリーズの主役って主演俳優たちじゃなくて、プレデターだと思うんですよね。
最後は倒されちゃうし、ボコボコにされちゃいますが、絶対主人公はプレデターですよ。

あのぶさかわどもの愛おしいこと。

プレデター愛がある人から見れば、主演俳優たちは脇を固める花だと僕は思っています。
今回のプレデターも最凶でした。
そして、今回の主役はプレデターとローリー(子ども)だと僕は思いました。
その理由はこの記事の中で紹介します。

「ザ・プレデター」ネタバレなしで感想を紹介します。

最後にみどころ5選と、レビューがあります。
レビューは性質上、若干のネタバレが含まれます。

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映画「ザ・プレデター」

あらすじ引用:映画『ザ・プレデター』オフィシャルサイト

元特殊部隊員で現在は傭兵の父親クインがメキシコで手に入れた謎の装置を、息子のローリーが箱の中から発見。彼が起動させてしまったその装置は、地球にプレデターを呼び寄せるシグナルを発信するものだった・・・。

プレデターと接触したことで、事態を隠蔽しよとする政府の極秘機関に監禁されてしまったクイン。彼はルーニーズと呼ばれるならず者の兵士たちと共に脱走し危機が迫っている息子と人類を救うために奮闘する!

再び人類の前に姿を現したプレデターは、ほかの種のDNAを利用し、遺伝子レベルでアップグレード。より強く、賢くなっていた。さらに、通常のプレデターをもはるかに上回る圧倒的なパワーを秘めた、”アルティメット・プレデター”までもが突如出現!人類はどのように立ち向かえばいいのか・・・!

 

監督 シェーン・ブラック(プレデター1987年 精鋭部隊ホーキンス役)
脚本 フレッド・デッカー
シェーン・ブラック
原案 キャラクター創作
ジム・トーマス
ジョン・トーマス
製作 ジョン・デイヴィス(1, 2, E VS P, AVP2, プレデターズ)
ローレンス・ゴードン(プレデター, プレデター2)
ジョエル・シルバー(プレデター, プレデター2)
出演 ボイド・ホルブルック(ローガン ドナルド・ピアース役など)
トレバンテ・ローズ(ムーンライト シャロン役など)
音楽 ヘンリー・ジャックマン
制作会社 20世紀フォックス
シルバー・ピクチャーズ

映画「ザ・プレデター」を見終わって

冒頭から息をつかせぬ流れです。

公式のあらすじ通りに父親クイン(ボイド・ホルブリック)がプレデターの謎の装置を手に入れるわけですけど、「えーー!こんなことに巻き込まれて、でも、ちゃっかり謎の装置を手に入れてる!只者じゃねぇな( ´∀`)σ)Д`)コイツゥ!  w( ̄△ ̄;)wおおっ! 、こう来たかーー!」って、感じです。

「プレデター2(1990)」でFBIがあんなに苦労しても結局、プレデターの装備を入手できなかったのに、クインのお父さん手にいれているゾ。

しかも、息子のローリー(ジェイコブ・トレンブレイ)くんが謎の装置を操作して、奴を宇宙から呼び寄せてしまう

クイン、ローリーお騒がせ親子です!

ローリー役のジェイコブ・トレンブレインの芝居も凄い、真に迫るモノがあります。
褒め過ぎかもしれませんが、ホアキン・フェニックスが「ザ・マスター」で演じた役のように真に迫る演技です。

子どもの俳優さんですが、ジェイコブさんのファンになりました。
将来が楽しみです。

映画の話に戻すと、予告編を見ていればご存知と思いますが、今回はプレデターが2種類出て来ます。

従来型のプレデターが 2.3m の宇宙最凶のプレデターだとしたら、今回でてくる新しいプレデターは 3.3m の究極プレデター(アルティメットプレデター)です(公式 Twitter 情報より)。

かっこいいっすよ!
2.3m を最凶レスラーだとすれば、3.3m は超新星の大型凶暴レスラーで、みんなが束になってかかってもビクともしないタイプです。

アルティメットプレデターのお披露目があると思えば、プレデターの新しい兵器や、宇宙船も大公開されちゃいます!

プレデターズに出てきたアイツらも出て来ます!

最後まで飽きずに見れるので楽しいと思います。

今までと同じで恐怖とユーモアがちゃんと織り交ぜられている娯楽映画です。
ただ怖いだけのホラー映画ではありません。
ホラーが苦手な人も楽しめる映画ですよ。

キャストからみる「ザ・プレデター」

ボイド・ホルブリック(役名 クイン・マッケナ)

BoydHolbrook

ボイド・ホルブルック

  • 英語名:Boyd Holbrook
  • 生年月日:1981年9月1日
  • 出身:アメリカ
  • 主な出演作品:「LOGAN/ローガン(2017)」で、敵役ドナルド・ピアースを演じるなど

今回、プレデターと戦う中心人物。
いわゆる一般的な主人公です。
元特殊部隊の隊員で、傭兵をしています。不時着した宇宙船に遭遇し、事件に巻き込まれていきます。
最後まで諦めない男、クインを演じます。
主人公らしく期待通りの無双ぶりを発揮してくれます。

ジェイコブ・トレンブレイ(役名 ローリー・マッケナ)

ジェイコブ・トレンブレイ

ジェイコブ・トレンブレイ

  • 英語名:Jacob Tremblay
  • 生年月日:2006年10月5日
  • 出身:カナダ
  • 主な出演作品:「ルーム(2015)」で、外界と隔離された部屋で育った5歳の少年を熱演。同作は第40回トロント国際映画祭で観客賞を受賞するなど内外で高い評価を受けている。
    「ルーム」の予告編を見ましたが、あれは後で確認しておきたい映画です。

主人公クインの息子。
トラブルの原因であるプレデターを呼び寄せてしまう少年。
プレデターシリーズで初めての子役です。
彼こそがこの映画の影の主人公だと私は思います。
体が小さい子どもなのに存在感がすごくあります。
世界の天才子役ジェイコブ・トレンブレイここにありって感じです。

オリヴィア・マン(役名 ドクター・ケイシー・ブラケット)

オリヴィア・マン

オリヴィア・マン

  • 英語名:Olivia Munn
  • 生年月日:1980年7月3日
  • 出身:アメリカ
  • 主な出演作品:「X-MEN: アポカリプス」サイロック役など

知的地球外生命と遭遇した際のアドバイザーとして、政府に登録されている学者。
プレデターの出現によって政府の秘密機関から呼び出される。
負けん気の強いヤンチャなお姉ちゃんです。
戦う主戦場において紅一点ではありますが、彼女も1人の戦士としてカッコよかったです。

最後に

映画「ザ・プレデター」では上記で紹介したキャスト以外に、共に戦ってくれる退役軍人のならず者たちや、その他政府の秘密機関の者たちも絡んできます。

「プレデター」が出てくる訳ですから、全員が無事生き残れる訳ではありません。

果たして誰が生き残るのでしょうか!?

とにかく見どころはこの5つ!

  1. ニュータイプのアルティメットプレデター!
  2. プレデターの新兵器!?
  3. プレデターの宇宙船秘密公開!
  4. 光学迷彩の新しい演出方法!
  5. プレデター潜入の攻防戦!

どれも観ていてo(^o^)o ワクワクするお話ばかりです。

ここから映画をレビュー(ネタ要素含みます)【10/2追加更新】

ここから下は映画レビューです。
レビューということは映画の推薦・見どころ・批評が入ります。
作中のネタに関する紹介も含まれます。
また、映画を観てきたからネタ合わせしたい人向けの記事でもあります。
ネタバレしても問題ない人が観てください。
ネタバレごめんっていう方はここから先へすすまないようにしてください。

 

※映画ネタバレのエリアここから始まります

娯楽性が高まったプレデターでしたね

プレデター

秘密基地で大暴れ中のプレデター

プレデターシリーズ全て観ていますが、こんなに娯楽性が高いのは初めてだと思いました。
エピソードがたくさんあったからでしょう。

今までの暗い感じのプレデターとは全く違っていました。

  1. 冒頭、墜落した宇宙船からプレデターの装備を回収する主人公クイン・マッケナ
  2. いきなり遭遇するプレデーターとの戦闘
  3. 秘密基地で覚醒したプレデターの大暴れと逃走劇
  4. プレデターの装備を解読し、操作してしまうクインの息子ローリー
  5. 猟犬(宇宙犬。プレデターズにも出てきました)に襲われている息子ローリーの救出劇

まだまだ、この倍以上のエピソードがありました。
今までのプレデターファンには喜んでもらえるように、従来のプレデターの特徴を折り込みつつ、新しい要素を提案。
そして、初めての人には抵抗なく観てもらえるようにホラー要素を薄くして、バイオレンスアクション映画に仕立てた感じですね。

丁寧なエピソード作りで全体的に明るいイメージの映画に仕上がっていました。

どこが最大の見せ場なのか分からない

エピソードを減らしてもよかった!

逃げる直前

アルティメットプレデターから逃げる直前のマッケナ親子

エピソードが増えて娯楽性が高まったのはいいんですが、私の中で「どこが一番見せ場のエピソードか?」と問い直してみると答えに困りました。

レビューを書くにあたって「見せ場エピソード」を紹介したいんですが、思いつかないんです。

もちろん、全てが解決するアルティメットプレデターとの最終決戦は大事なシーンだし、見せ場エピソードの1つです。

しかし、最終決戦はあくまでクライマックス。
クライマックスに到るまでの重要シーンをレビューしたいんですが、見せ場の数が増えすぎたことで、どれがキーのお話になるか難しいんです。
大作映画だとよくあることですよね。

  • 秘密機関から息子救出に向かうところ?
  • それとも息子が宇宙船を開けるところ?
  • 森でのゲリラ戦?
  • アルティメットプレデターにマッケナがさらわれた後?

1つ1つは丁寧に描写されていてエピソードは生きているんです、私の中で。
未回収な伏線もないし、曖昧な描写もありませんでした。
それぞれのエピソードの中では緩急はあるんですよ。
ただ、丁寧に作りすぎて、エピソードが多すぎたから、メリハリを感じない作りになってしまった感じがしました。

だから最大の見せ場が分からなくなってる。

いい映画だったから惜しいなと思っています。

早めに身近な犠牲者を出しておくべきだったかな

キャスト

退役軍人ルーニーズと主人公クイン・マッケナ(右から2人目)

それと人を増やしすすぎた感じがします。
人を増やしすぎたためか、終盤にバタバタと登場人物が続いて死んでいきすぎるんです。

無理に殺す必要はなかったし、登場人物を殺すにしても前半から順番に死んでいけば「次は俺か?」という1作目のプレデターのような、緊張感があったんだと思う。
観てる側も覚悟はできるし、「ああ、バスクリー生きてて欲しかった」のに!と思う時間もあったはず。
ところが、あまりにも突然死にすぎて、観ている私は悲しむ暇も余韻もありませんでした。
これが今作において一番残念に思うところでした。

エピソードを絞り、メリハリを付けて、犠牲者が出るところに緩急が付けられていればもっといい映画になったと思うし、見せ場がはっきりわかったと思います。

十人十色で人それぞれ見せ場だと思う場所が違うといえばそれまでなんですけどね。

これまでと明らかに違ったところ

これは私の主観ですから、レビューというより感想です。
これまでのプレデターの映画は「プレデターに翻弄された人間たち」が描かれていました。
人間よりも「プレデターを主軸」に持ってきたお話です。

今回は「プレデターに立ち向かう人間」が描かれていたました。
なので「主軸は人間」なんです。

似てるようで違うニュアンス伝わりますかね?

これまでの映画でも主演俳優はいましたが、主人公はずっとプレデターだと思っていました。
しかし、今回はマッケナ親子が完全に主人公の、人間サイドの物語だったと思います。

作中登場したプレデターたちのそれぞれの目的も解明され、マッケナ親子は無事生き残り、めでたしめでたしでした。
とはいえ、目先の危機は去ったけど根本的な危機はまだ去ってはいないし、何だか次回作をほのめかす終わり方でした。

以上、『【感想】映画「ザ・プレデター」ココがみどころ5選!見逃すな!【後半レビュー・ネタバレ】【10/2追加更新】』でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

宮川(@miyakawa2449)でした。

 

 

 

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