こんにちは映画ファン宮川(@miyakawa2449)です。
前回公開した、『アベンジャーズ総復習【フェーズ1 前編】映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」を観る前に』の続編になります。
映画「マイティ・ソー (2011)」
あらすじ
神の国「アスガルド」で無敗の強さを誇るソー。
前に立ちはだかる敵は自分の力でねじ伏せようとする傲慢さが目立っていた。
父オーディンの怒りに触れたソーは、最強の武器”ムジョルニア(ハンマー)”と全ての力を奪われて地球に追放された。
天文物理学者のジェーンと出会ったソーは彼らを通じて人間の優しさや思いやり、そして、弱さに触れて本当の強さや思いやりを学んでいく。
しかし、そのころ弟ロキの陰謀により神の国「アスガルド」は危機に直面していた、そして、ソーを抹殺するべく全てを破壊する敵が地球に迫っていた。
力を失ったままのソーは神の国「アスガルド」と地球を守ることはできるのか?
MCUのコメディー要素の強いシリーズ
「マイティ・ソー 」と「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」の両シリーズは他のMCU作品と比べてもコメディー要素が濃い作品となっています。
アスガルドという国
アスガルドはソーやロキの故郷であり、地球外の惑星(地球のように丸くはなく、天動説の時代に考えられていた地球のように平らな大地である)。
その昔、氷の巨人たちが人間の世界に攻め込んだ時、人類を救うためにアスガルド人が戦ったことがあった。
アスガルド人は氷の巨人を追い返して地球を救い、アスガルドに帰った。
そのためアスガルド人は北欧神話に出てくる伝説として地球では伝承されている。
この戦いのとき氷の巨人の力の源、「古の冬の小箱」を取り上げてアスガルド人が持ち帰っている。
アスガルドでは高度に発達した科学力があり、人間が観るとそれはまさに魔法に見えるほどである。
ユグドラシル(世界樹)と9つの世界
世界は9つに分かれており、世界樹(ユグドラシル)により繋がっている。
アスガルドや地球(ミッドガルド)、ヨトゥンヘイムもその中の1つである。
これは北欧神話の世界観をMCUがなぞっている。
他にスヴァルトアールヴへイム、そして、ヴァナへイム(「ダークソウル」で登場。ソーの仲間ホーガンの故郷)、ニダベリア(ドワーフの世界で武器を作る世界。ソーのハンマーもここで生まれた)、ムスペルヘイム、アールヴへイム(エルフの世界)、ニヴルヘイムの世界がある。
これはアスガルドが認識している世界であり、ビフレスト(後述)によって移動できる世界。
水晶でできた虹の橋ビフレストと門番ヘイムダル
アスガルドから「9つの世界」を移動するために使われる。
ビフレストは門番であるヘイムダルが管理しており、何人たりとも彼の目を欺き前を通り抜けてアスガルドと他の世界を出入りすることはできないと言われている。
この方法は「マイティ・ソー /ダーク・ワールド(2013)」で重要な伏線の1つになります。
ソーとロキ
ソーはアスガルドの王オーディンの息子であり、ロキの兄。
ソーが王位を即位する日に氷の巨人の侵入を許してしまったアスガルド。
ソーは父オーディンの教えに背き、氷の巨人の世界ヨトゥンヘイムに攻め入った。
ソーの力で全てをねじ伏せて解決しようする傲慢さ故に、父オーディンの怒りに触れ、力を奪われ地球に追放される。
自分の愛用しているムジョルニア(無敵のハンマー)も使いこなせなくなる。
ソー自身、戦闘に優れているが、雷神らしく雷を操る能力に長けています。
ロキは、ヨトゥンヘイムの血を引いており、ソーの義兄弟として育てられた。
邪悪な気質で気が変わりやすく、ソーたちを翻弄する。
特に人に幻覚をみせる能力に長けており、シリーズ中にソーはなんどもその手に引っかかる。
しかし、お兄ちゃん大好きな性分も見え隠れするため憎みきれないところもある。
ムジョルニア(ソーの無敵のハンマー)
ソーが愛用しているハンマー。
選ばれし者だけが持つことができるハンマーで、ソー以外の者は基本持ち上げることもできない。
殴る、振り回す、投げるといった動作で攻撃に使えて、ソーが手をかざせばどんなに距離が離れていてもソーの手元に戻ってくる。
ハンマーを勢いよく投げれば飛ぶこともできる。
父オーディンの怒りに触れ、地球に追放されたとき、ムジョルニアも同じく地球(ニューメキシコ州)に落とされていたが、力を失っているソーは持ち上げることもできなかった。
天文物理学者のジェーン・フォスター博士とエリック・セルヴィグ博士
ソーが地球に追放された直後に出会った(車ではねられた)人間たちは天文物理学者の博士たちだった。
ジェーン・フォスターは才女で、あらゆる可能性を確かめる好奇心の人。
ソーを調べていくうちにソーと惹かれ合うことになる。
ジェーンの師匠であり、疑い深いエリック・セルヴィグ博士。
非常に慎重派でソーのことを疑ってかかっている。
しかし、ずば抜けてに優秀な博士でありジェーン1人では戦略国土調停補強配備局(S.H.I.E.L.D.(シールド))が求める研究成果は出しきれなかったであろうことは伺える。
ジェーン博士とエリック博士は次回作「マイティ・ソー /ダーク・ワールド(2013)」でも大活躍します。
ソーとシールド
アイアンマン2のエンドロール後のシーンから引き続き、フィル・コールソン捜査官が登場する。
ニューメキシコ州に突如、空から落ちてきた謎のハンマー(ムジョルニア)の調査のために。
シールドは謎のハンマーを調査するためにハンマーを中心に施設を構築する。
また、シールドは付近で天文観測していたジェーンたちの研究資料、研究機材の一切を謎のハンマー分析のために押収していく。
ソーはシールドがハンマーを発見したことをしり、施設に侵入するが自分のハンマーを持ちあげることができず、拘束されてしまう。
ロキとヨトゥンヘイムの長(おさ)
今回の騒動の全ての黒幕はロキでした。
父オーディンが長い眠りについた隙に、王を名乗ったロキはヨトゥンヘイムの氷の巨人を眠っているオーディンの間に手引きをする。
眠っているオーディンの首を切れと。
しかし、これも半分嘘でオーディンを殺しにきたヨトゥンヘイムの氷の巨人の長を退治し、王座を不動のものにしようとする策略だった。
ロキの行動の目的はソーと対等になりたい、父と母にも認められたいという気持ちだった。
そのためにアスガルドの不動の王座を手に入れるために、ロキはヨトゥンヘイムもソーもオーディンも全てを利用しようとする。
最後ビフレストでロキとソーとの戦いの末、次元のはざまに呑み込まれかけていたソーとロキだったが、目覚めたオーディンが助けに駆けつけた。
しかし、父オーディンに認めてもらえなかった敗北感からロキは自ら宇宙の果てへ消えていった。
見逃せないエンドロール / コズミックキューブを調べるセルヴィグに忍び寄る影!?
エンドロール後、シールド施設に現れたセルヴィグ博士の前にニック・フューリー長官が現れ、青白くひかるキューブを見せるが、そのときセルヴィグを操り「調べる価値はあるな」と喋らせた影にロキの姿が重なる!!
この場面は映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)」の冒頭部分につながりますが、のちにコズミックキューブまたは四次元キューブと呼ばれるパワーの源であり、空間を繋ぐ力を持つインフィニティ・ストーン(スペース・ストーン)が中に内包されています。
映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)」
あらすじ
アイアンマンやハルクが登場する以前、およそ70年前の昔。
第2次世界大戦中に神話で語り継がれてきたオーディンが持ち込んだという無限の力を持つコズミックキューブ(テッセラクト)を、ナチスに属するヨハン・シュミットの組織「ヒドラ」の兵士たちが手に入れる。
シュミットはこのコズミックキューブの膨大なエネルギーを兵器に応用し、ナチスをも敵に回し、世界征服を企んでいた。
時を同じくしてアメリカ合衆国の青年、スティーブ・ロジャースはスーパーソルジャーの血清が投与され、彼は極限まで肉体の能力を高められたスーパーソルジャー(超人)になる。
しかし、ナチスのスパイにスーパーソルジャー計画の要(かなめ)であるエイブラハム・アースキン博士は暗殺され、スーパーソルジャーはスティーブ・ロジャース彼一人となってしまった。
スーパーソルジャー計画はこのときを持って凍結される(「インクレディブル ハルク(2008)」のロス将軍が計画を再開させるまで)。
スティーブ・ロジャースはスーパーソルジャー計画が凍結されたことで、「キャプテン・アメリカ」という舞台名(芸名)を与えられて、戦時中の士気を高めるための広告塔として利用されることになる。
しかし、スティーブ・ロジャースはエイブラハム・アースキン博士に与えられた力を、ヨーロッパで戦う連合国軍兵士のため使いたいと切望していた。
そのとき親友のバッキー・バーンズが部隊とともに捕まっていると聞き、敵陣に乗り込みバッキー・バーンズと部隊の仲間の解放に成功する。
ヨハン・シュミット(別名:レッドスカル)の本当の企みを知るも取り逃がしてしまうが、シュミットの行動を阻止するためにキャプテン・アメリカがバッキーたちとともに行動を開始する。
キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース
小柄で病弱なスティーブ・ロジャースは喧嘩も弱く、腕っ節はからっきしだめなタイプだった。
しかし、正義感と愛国心と諦めない不屈の精神だけは人一倍強かった。
スーパーソルジャーの素質にとして、やられる側の人間の痛みを知っていること、ひたむきな正義感と愛国心をスティーブ・ロジャースに認めたエイブラハム・アースキン博士は彼に超人血清を打つことを決意した。
血清の力でスーパーソルジャーになるも、エイブラハム・アースキン博士が暗殺されたことでスーパーソルジャー計画は凍結。
スティーブ・ロジャースは国民と兵士の士気を上げるための広告塔になる。
一度は兵士のプライドも何も必要ない広告塔として活動するが、戦争の前線に慰問活動で訪れた際に仲間である兵士たちの態度かから「自分は兵士ではなく、彼らの仲間ではない」と知らしめられる。
そんな中で親友のバッキーが属する第107連隊が捕まっていると聞き、単身敵陣に乗り込み仲間を全員解放る。
初めて戦場で「キャプテン・アメリカ」という英雄が誕生した瞬間である。
映画終盤でヨハン・シュミットとの勝負の決着は後、大量破壊兵器を搭載し制御不能となった戦闘機からアメリカ東海岸を守るために、キャプテン・アメリカは戦闘機を氷が張った海に着水させることに成功する。
しかし、キャプテン・アメリカは行方不明となりそのまま70年後に氷漬けとなったキャプテン・アメリカをフィル・コールソン捜査官が見つける(映画の冒頭のシーン)。
スーパーソルジャー計画の要(かなめ)、エイブラハム・アースキン博士
ドイツの科学者で、超人血清の開発者。
亡命してアメリカ軍に協力していた。
ヨハン・シュミットは超人血清の最初の被験体だった。
科学者であり、キャプテン・アメリカの盾を作るハワード・スターク
のちのトニー・スタークの父親であり、スターク・インダストリーズの創業者。
スティーブ・ロジャースのスーパーソルジャー計画でも技術面でエイブラハム・アースキン博士に協力している。
また、軍への兵器の納品もしているためすでにスターク・インダストリーズとして成功している様子が伺える。
スティーブ・ロジャースの円形のシールドを開発したのも彼である。
ヴィブラニウムという軽くて強靭な、衝撃を全て吸収する特殊金属で作られている。
この時点ではヴィブラニウムは地球上にこれだけしか存在しない、希少金属という設定であるが、2018年公開の「ブラック・パンサー」でその設定に変更が加えられる。
スティーブ・ロジャースの親友バッキー・バーンズ
スティーブ・ロジャースが兵役につく前からの親友。
今回、敵地に捕まっているところをスティーブ・ロジャースに助けられ、のちの部隊活動で行動をともにする。
しかし、作戦行動中にスティーブ・ロジャースの目の前で谷底に落ちてしまう。
この時点ではバッキー死亡したものと思われていたが、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)」にスティーブ・ロジャースの前に敵として姿を表す。
また、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)」「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)」でアベンジャーズと行動をともにすることとなる。
ヨハン・シュミットことレッドスカル
世界征服をたくらむスーパーヴィラン。
エイブラハム・アースキン博士の初期の超人血清の副作用で肌が赤くなってしまったため、ヨハン・シュミットはレッドスカルという異名をもつ。
野心の塊であり、コズミックキューブの未知のパワーに魅せられて世界征服をたくらくもキャプテン・アメリカにことごとく阻止されてしまう。
映画終盤において大量破壊兵器をアメリカに落とすため戦闘機で飛び立つが、スティーブ・ロジャースに阻止される。
その際の戦闘機内の格闘で動力源の装置が壊れて、装置からコズミックキューブが外れ落ちる。
コズミックキューブを手にしたレッドスカルはコズミックキューブのパワーにより銀河のどこかへ転送されてしまう(映像がマイティ・ソー のビフレスト(虹の橋)と同じモーションで描かれている)。
よって、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)」の時代から70年惑星ヴォーミアにレッドスカルはいたことになる。
ただし、レッドスカル役はヒューゴ・ウィーヴィングではなくなり、ロス・マーカンドが担っている。
見逃せないエンドロール / ニック・フューリーがキャプテン・アメリカに任務を与える!見逃した人が後悔した最大の映像も!
70年眠っていたスティーブ・ロジャースは友人も恋人も任務も全てなく、ただただサンドバックを殴っていた。
そこへ顔を出すニック・フューリー長官。
- ニック「眠れないのか?」
- ロジャース「ミッションできたんですか?」
- ニック「そうだ」
- ロジャース「僕がこの世界で生き直せるために?」
- ニック「世界を救うためだ」
そして、この後よく年放映される「アベンジャーズ(2012)」の映像が連続して流されます。
エンドロールを観ないで帰った人は後から後悔したでしょうね。
実はこのシーンは「アベンジャーズ(2012)」ではより具体的に描かれており、スティーブ・ロジャースをニック・フューリー長官がアベンジャーズに呼び込むためのシーンとなっています。
そして、ニック・フューリー長官の手には四次元キューブ(コズミックキューブ)の写真と資料があり、スティーブ・ロジャースは実物を70年前に見ているので「ヒドラの秘密兵器」と呼んでいます。
非常に重要なシーンです。
映画「アベンジャーズ(2012)」
あらすじ
シールドが管理・分析していた、四次元キューブ(インフィニティストーン)が突然暴走を開始し、避難を余儀なくされていた。
突如現れたアスガルドのロキ(雷神ソーの弟)はシールドを襲い、四次元キューブを盗み出し、逃げ出した。
次元バランスを崩したシールドの基地は爆発。
多くの死者と行方不明者を出してしまった。
フューリー長官は非常事態宣言を発令し、凍結されていたアベンジャーズ計画を発動させる。
フューリー長官の元に集まる、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ソーたちだが、ニック・フューリー長官が何か大切なことを隠していることに疑問を持つ。
ニック・フューリー長官はアベンジャーズをまとめ上げることができず、チームは瓦解し、人類の危機に直面する。
ロキは四次元キューブを利用し、チタウリ軍を呼びよせ、地球征服をたくらむ。
アベンジャーズたちは果たして心を1つにして、この危機を防ぐことはできるのか!
四次元キューブ(コズミックキューブ)
四次元キューブは「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)」の終盤、キャプテン・アメリカとレッドスカルの戦いのさなか、装置から外れて海に沈みました。
それをハワードスタークが海から拾いシールドが保管し、今に至るという設定になっています。
フェーズ4の「キャプテン・マーベル(2019)」でグース(猫の姿を借りた宇宙生物)が飲み込んだ四次元キューブはニック・フューリーの部屋で吐き出している。
このときは1990年だのため、アイアンマンも存在せず、キャプテン・アメリカかもまだ氷漬けされている時代。
この事実は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で具体的に明かされます。
無限のエネルギーの源であり、これを使いこなせれば何処へでも移動できる。
アベンジャーズメンバー
- アイアンマン(いつもの軽口の調子のため、キャプテン・アメリカと衝突ばかりしている)
- ハルク(ガンマー線を発している四次元キューブ探索のためにシールドに呼ばれるが、やはり戦いに巻き込まれる)
- キャプテン・アメリカ(眠りから覚めた彼にニック・フューリー長官が仕事を与える。因縁の四次元キューブが絡む事件として。)
- ソー(生きていたロキを連れ返すために地球にたまたま現れた)
シールドのメンバー
- ブラック・ウィドウ(シールドのメンバーとしてハルクを仲間に引き入れるために初めは参加。スパイとしても戦士としても活躍する)
- ホーク・アイ(登場早々ロキに操られてしまい、たくさんの仲間を自らの手で殺めてしまう。ブラック・ウィドウに正気に戻されてからはアベンジャーズのメンバーとしてともに戦った)
ロキが起こした事件と目的?
ロキは兄のソーへの復讐のために地球を支配することが目的だった。
ロキが目的を果たすためにしたことは以下の通り。
- 異星人のチタウリの軍とサノスの持つ杖を用意した。
- シールドの拠点に忍び込み四次元キューブを盗み出した。
- ホークアイとセルヴィグ博士の心を操り、作戦遂行に彼らの能力を活用した。
- シールドにわざと捕まり、アベンジャーズを分断し、チームワークを拡散した。特に利用されたのはハルク。
- セルヴィグ博士に四次元キューブを使った次元の扉を開く装置を完成させる。
- ホークアイを利用し、シールドの巨大戦艦を破壊し、陽動作戦を遂行した。
- チタウリ軍を招き、ニューヨークの街を破壊し、混乱に陥れた。
最終的にはハルクにボコボコにされて捕まり、ソーとともに四次元キューブを持ってアスガルドに帰っていった。
もちろん、このときロキは犯罪者として拘束具をつけられたままアスガルドに帰っていく。
ニック・フューリーの目的は?
表向きは四次元キューブを取り返すことだったが、そもそも何故?
四次元キューブを分析し、活用しようとしていたのか?
これはトニー・スタークたちがニック・フューリー長官に不信感を持った最大の疑問点だった。
ニック・フューリー長官が四次元キューブを利用していた目的は、宇宙からの未曾有の侵略者に対応するための大量破壊兵器の開発だった。
理由はともかく「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)」のレッドスカルがやろうとしていたことをなぞっていたのだ。
これにはトニー・スタークはもちろん、スティーブ・ロジャース、ブルース・バナーたちも怒りを露わにした。
メンバーそれぞれの目的が異なることで、大量破壊兵器製造という手段が明るみに出た時点でアベンジャーズたちのまとまりはバラバラになってしまった。
バラバラになったアベンジャーズたちをまた1つにまとまったきっかけになったのはメンバーの1人フィル・コールソンがロキにやられて死亡したことだった。
また、テレビドラマ「エージェント・オブ・シールド」では何かしらの理由で生き返って活躍しています。
現在、Hulu、Disney THEATERで「エージェント・オブ・シールド」で、フィル・コールソンの活躍を見ることができます。
シールドのメンバー2
- フィル・コールソン捜査官(檻から逃げ出したロキに殺されますが、これがきっかけでアベンジャーズが1つにまとまり戦況が変わる)
- ニック・フューリー長官(アベンジャーズ計画を発動させる。四次元キューブを兵器利用しようとしていることをアベンジャーズメンバーに隠していたことでチームが瓦解する)
見逃せないエンドロール 1 / ジ・アザーがロキの失敗をサノスに報告
ロキに杖を渡し、チタウリの軍団の頂点に立っていたのはサノスだった。
そのことがわかる映像が最後に流れますが、このときサノスという名前は出てきておらず、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)」のときに詳細が全て明らかになります。
ロキの杖はのちに分かりますが、これにも「マインド・ストーン」と呼ばれるインフィニティ・ストーンが利用されています。
そのためロキは杖を使って、他人の心を操ることが出来ていたのです。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)」「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)」でマインド・ストーンが物語に大きく関わってきます。
見逃せないエンドロール 2 / アベンジャーズが食事会!?
ときどきあるエンドロール後の2つ目の映像。
この映像はサービス映像であって、本編とはさほど関係ありません。
トニー・スタークが全ての戦いが終わりかけたときに「シャワルマ(飲食店)って知ってる?」という会話が入ります。
そのお店にアベンジャーズたちをスーツのまま連れていき、無言で食事を行っているシュールな映像がみれます。
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