こんにちは映画大好き宮川(@miyakawa2449)です。
「死霊館 (The Conjuring)」シリーズのスピンオフ「死霊館のシスター(原題:THE NUN)」最高に面白かったです。
ファンなら観て間違いありません。
また、ファンでなくてもこの作品は最高にクールで、美しく、そして、怖いです。
観ても後悔ない作品です。
アメリカで実在した超常現象研究家のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻が1960年だから実際に調査してきた事件ファイルを元に作られた「死霊館 The Conjuring(2013)」「死霊館 エンフィールド事件The Conjuring2(2016)」の映画。
この「エンフィールド事件 The Conjuring2」のスピンオフが、今回の「死霊館のシスター(THE NUN)」です。
Hulu と Amazon Video で全シリーズを今週全て観ておきました。
- 「死霊館 The Conjuring(2013)」
- 「死霊館 エンフィールド事件 The Conjuring2(2016)」
- 「アナベル 死霊館の人形 Annabelle(2015)」
- 「アナベル 死霊人形の誕生 Annabelle: Creation(2017)」
個人的には「エンフィールド事件 The Conjuring2」がすごく面白くて好きです。
ただ、どれが怖かった?と、聞かれたら「死霊人形の誕生 Annabelle: Creation」です。
あなたはどの作品が一番面白くて、怖いですか?
よかったら教えてください。
ブログのコメントでも、TwitterのコメントでもOKです。
10/2リライトして「レビュー」を追加しました。
レビューは目次の6番以降です。
レビューの性質上、ネタバレが含まれます。
「死霊館のシスター THE NUN」の感想
全作品および、カトリック教会の仕組みなどについて予習しておいたお陰もあり、スムーズに物語の世界に入ることができました。
建物や街並みなどは実際のロケーションを利用して作品にしているため、全くCGくさくありません。
とにかく雰囲気がよすぎて、本当に悪魔や悪霊が出てきそうな雰囲気です。
舞台となる修道院については、14世紀に建造された2つのお城と、中世時代の旧要塞でロケを行い、1つの建物に見せているようです。
冒頭からホラー感マックスでした。
感想文にネタバレは私の本意ではないので中身は紹介できませんが、映画館の中で「飛び上がるか!」ってくらい怖かったことが何回あったことか。
隣に人がいなくてよかった。
なお、後半のレビューになる目次6番以降でネタバレありです。
俳優のアクション要素が多かったかな。
アクションと言っても、バイオハザードやプレデターのような「戦う」アクションではありません。
悪魔に振り飛ばされたり、壁にぶつかったりするシーンです。
神父役のデミアン・ビチル(178cm)は「エクソシスト(1973)」に出てきた神父ばりに身体がしっかりしているので、多少、荒っぽくても大丈夫そうでした。
しかし、シスター役のタイッサ・ファーミガ(163cm)は見た感じ小柄ですし、色白で可愛らしく、怪我をしなかったか心配しました。
話のプロットは僕の予想を大きく裏切った作品(良い意味で)だったけど、作中で出された伏線もしっかり回収されて(エピソードが出たときは伏線と気づかないんだけど)スッキリしました。
もう1回公開中に観に行っても満足できる作品だと思いました。
神父もシスターもかっこよかった。
カトリック教会の組織形態と、神父、シスターなどを知っておけ!
日本人には縁の遠い文化なのですが、その仕組みを把握しておくと、「神父」がそこにいる心強さやシスターがその場にいることの意味がわかります。
先日のブログで旧作の伏線や、カトリック教会について書いたので詳しくはそちらで見てね。
デミアン・ビチル(バーク神父役)
- 名前: Demián Bichir
- 出身:メキシコ コアウイラ州トレオン
- 生年月日:1963年8月1日
シリーズ初、現場に訪れる神父様。
どれほど心強いことか。
あと、見た目がハンサムでかっこいいし、意外とオシャレでちょいワルオヤジ風でもあるんですよね。
デミアン・ビチルが演じる「バーク神父」はどういった立場の神父で、どんな過去を持っているのでしょうか?
身体つきがしっかりしているので、なんなら腕力でヴァラクの首をへし折れそうに見えます、、、。
まあ、物理属性は効かないと思うので無理でしょうけど。
さて、最後までバーク神父は生き残れるのか!
タイッサ・ファーミガ(シスター・アイリーン役)
- 名前: Taissa Farmiga
- 出身:アメリカ/ニュージャージー州
- 生年月日:1994年8月17日
こちらはシリーズ初、悪魔に立ち向かうシスター。
透明感があって、神秘的な雰囲気。
そして、可愛い。
経験が浅いシスター役を演じますが、映画の中で自分の役割に気づき成長していく様が頼もしいです。
「死霊館 The Conjuring(2013)」「死霊館 エンフィールド事件 The Conjuring2(2016)」で透視能力を持って活躍した、ロレイン・ウォーレンを演じるヴェラ・ファーミガの実の妹です。
21歳差です。
写真だけでは気づきませんでしたが、スクリーンで見ると、さすが姉妹雰囲気も顔もそっくりでした。
タイッサ・ファーミガですが、ホラー苦手なのに、ホラー作品にたくさん出ているという可愛い人です。
なぜ?彼女がこの映画に起用されたのでしょうか?
気になりませんか?
「死霊館 The Conjuring(2013)」「死霊館 エンフィールド事件 The Conjuring2(2016)」を観ておけば十分
ファンの方は前作ご覧になられていると思いますが、「死霊館 The Conjuring(2013)」「死霊館 エンフィールド事件 The Conjuring2(2016)」の2作品を見直ししておきましょう。
問題になるのはもちろん、エンフィールド事件で出てきた 「ヴァラク 」の物語です。
本編の冒頭で「エンフィールド事件」の振り返りがあるので、初見でも楽しめますが、余裕があればぜひご覧ください。
ボニー・アーロンズ(The Nun役)
- 名前:Bonnie Aarons
- 出身:アメリカ ロサンゼルス
- 生年月日:1979年6月3日
ヴァラク こと、悪魔の侯爵 蛇の首領(エンフィールド事件でロレイン・ウォーレンがそう呼びます)は、今回も彼女が演じます。
写真を並べると同一人物か?っていうぐらい雰囲気が違いますよね。
ヴァラク を初めて観たときは禍々しさ(まがまがしさ)が人間離れしているので、CGかと思ったら演じられているんですね。
撮影で彼女が後ろに立っただけで、俳優たちは背筋に寒気が走ったというエピソードがあるそうです。
そういえば、ボニー・アーロンズが「アナベル 死霊人形の誕生 Annabelle: Creation」にもカメオ出演していたみたいですね。
カメオ出演していたことを皆さんは気づかれましたか。
私は気づかなかったので、今度見直してみようと思います。
最後に
本国アメリカでは1週間前に上映された「死霊館のシスター(原題: THE NUN)」。
初登場で興行収入で首位になったそうです。
引用元:興行収入で初登場で首位にたったそうです。北米映画興行収入=「死霊館のシスター」が初登場首位 | ロイター
[ロサンゼルス 9日 ロイター] – バラエティ・ドット・コムによると、週末の北米映画興行収入ランキングは、ワーナー・ブラザースのホラー映画「死霊館のシスター Annabelle: Creation」(日本公開9月21日)が5350万ドル(約59億4000万円)を稼ぎ、初登場で首位となった。
アメリカではキリスト教は身近な宗教なので、お話も世界観もわかりやすいでしょう。
その点、日本人はキリスト教に馴染みが少ない人も多いので、知識不足で「死霊館のシスター Annabelle: Creation」を観ても面白さが半減する恐れがあります。
キリスト教、特にカトリック教会のことについて予習しておいたことで、私は神父とシスターの活躍ぶりがすごく伝わってきて、より楽しめました。
予習はこちらの記事で間に合います
一生懸命に調べてまとめてあります。
ぜひ、読んでみてください。
死霊館のシスター予告編
この恐怖、祈っても無駄。
1952年のルーマニアの修道院でひとりのシスターが自らの命を絶つ。
不可解な点の多い自殺に教会はバーク神父と見習いシスターのアイリーンを修道院へと派遣する。
二人はこの事件を追うにつれ、修道院に隠された秘密とともにいまだかつてない恐怖“悪魔のシスター・ヴァラク”と対峙することになる。
果たして、この修道院に隠された想像を超える秘密とは?そして悪魔のシスターの目的とは一体何なのか!?観客は遂に、『死霊館 The Conjuring』『アナベル Annabelle』シリーズの恐怖の真相へと迫ることになる。
【おまけ】可愛いタイッサ・ファーミガ
When the first AD and lead actress have a disagreement #tbt #thenun ?: @corinhardy pic.twitter.com/SWaDqeZfEl
— Taissa Farmiga (@taissafarmiga) September 7, 2018
ADと主演女優が打ち合わせしてる様子
My casual Friday afternoon stroll. Perhaps you too should stroll on down to the movie theater… perhaps go see #TheNun? You won’t regret it ? @corinhardy @DemianBichir #JonasBloquet @bonnieaarons1 @charlottehope8 @thenunmovie pic.twitter.com/ai5utrC3zv
— Taissa Farmiga (@taissafarmiga) September 8, 2018
私のカジュアルな金曜日の午後はお散歩。あなたも映画館に行きませんか?後悔させませんよ。
Snowdance 2018 #Utah #alwaysdownforsnow pic.twitter.com/3JByqA4gAA
— Taissa Farmiga (@taissafarmiga) January 20, 2018
スノーダンス 2018
ここから映画をレビュー(ネタバレ)
ここから下は映画レビューです。
レビューということは映画の推薦・見どころ・批評が入ります。
作中のネタに関する紹介も含まれます。
また、映画観てきたからネタ合わせしたい人向けの記事です。
ネタバレしても問題ない人が観てください。
ネタバレごめんっていう方はここから先へすすまないようにしてください。
カトリック教会と悪魔祓い、そしてスパイ映画
映画の冒頭、修道院のシーンが終わった後、バチカン市国(世界最小の国 約 0.44 平方キロメートルにして、首都がない都市国家)にシーンが変わりました。
キリスト教のカトリック教会に、日本人は詳しくないと思うので簡単に説明しておきます。
キリスト教は大きく分けてカトリック教会(旧教)とプロテスタント(新教)に分かれます。
悪魔祓い、神父、シスター(尼僧)がいるのがカトリック教会です。
不謹慎だけど映画ファンにわかりやすく、スパイ映画でざっくり例えるとこうなります。
- カトリック教の本拠地「教皇庁」は、CAI や MI6 本部
- ローマ教皇は最高位聖職者であり国家のトップです(今回は出てきていません)
- 「司教」様はミッションを言い渡す上司
- 「神父」はトラブルを解決するために派遣されるエージェント
ただし、神父の中でも悪魔祓い(エクソシスト)を名乗れるのは教会から認められたスキルを持つ、特別な神父です。
今回の映画では特別なスキルを持ち、教会に認められた神父がバーク神父です。
この映画の重要な伏線は4つ
重要な伏線が4つあったと私は考えています。
もちろん、最終的には「神の御心」が全てを予見していて、それにみんなが導かれていたのだと思いますけど。
私が注目した伏線は次の4つです。
- 冒頭で自殺したシスターとあるアイテム
- 人選した教皇庁の司教
- 悪魔祓いができるバーク神父
- 見習いシスター・アイリーン
「土地勘がある見習いのシスターを連れて行きなさい。男子禁制のエリアがあるかもしれない」と司教に言われて、若いシスターを迎えに行くバーク神父。
それに対して「私、土地勘がありません、ごめんなさい」と答えるアイリーン。
「ほんと?・・・バチカンの決定には何か意味があるから」と答えるバーク神父。
何気ないこの2つの会話ですが、最後の1文にバチカンの思惑が見え隠れしていたと、後で気づかされました。
しかし、バチカンの思惑にしても後に明かされるアイリーンのスキルについても、全てはキリストの御心がなせる技だったわけで、キリストの御心が最大の伏線だったのかもしれません。
一番の見どころで核心に迫るシーンはココ
私の中で一番の見どころだと思ったシーンは、後半、アイリーンと修道院のシスター全員で祈り続けるシーンです。
シスターたちが整列して入ってきて、アイリーンを中心に並ぶシーンは圧巻でした。
このお祈りが終わった後、アイリーンはあることに気づき、神父と最終決戦に向けて決心する、重要なシーンに繋がります。
そして、このお祈りのシーンが終わるまでに、観ている側があることに気づいていると、アイリーンと同じ考えが浮かぶと思うのです。
そのあることとは、修道院に着いてから、修道女たちと会話していたのはアイリーンだけ、という事です。
バーク神父がお祈りの場所に現れたときに、アイリーンはある事実に気づき、キリストに全てを捧げる覚悟をしたんだと思います。
すごくよくできている映画です。
あのシーンは作中で最大の見どころであり、核心に迫るきっかけを作るシーンでした。
もちろん、ヴァラク との決戦に至る流れと、戦うシーンは盛り上がります。
ここで全ての伏線が一気に繋がり収束し、キリスト最強、アイリーン最高!神父お疲れ様!と、終わりましたよね。
これより下は【答え合わせ】なので、まだ観てない人は本当に絶対に読まないでね。
バーク神父たちが修道院に到着したとき、いや、フレンチーが首を吊ったシスターを目撃したとき、既に修道院内の修道女たちは全員死んでいたんですよね?
修道院にいたシスターは修道長を含めて全員が。
これが私の解釈でした。
アイリーンが挨拶した修道長、その後修道長と会話するバーク神父が描かれますが、あのときはヴァラクが修道長の遺体を操って会話しているはず。
そして、アイリーンがその後、出会い会話するシスターたちは全員が幽霊、霊体だった。
バーク神父は修道長以外のシスターたちと一度として会っていないんです。見えないんですよ。
だから、アイリーンが礼拝堂で他のシスターたちとお祈りしたあと、バーク神父が現れたとき全員いなくなっていたんですよね?
幻覚だった?
いやいや、アイリーンが会話していたシスターたちは幻覚ではなくて、霊体だったんです。
霊体たちがアイリーンを導いていたんです。
だから、アイリーンには見えていたし会話ができていた。
死霊館シリーズ「死霊館」「死霊館エンフィールド事件」でタイッサ・ファーミガのお姉さん、ヴェラ・ファーミガが演じたロレイン・ウォーレンと同じ透視能力(千里眼)を持っていたんです。
アイリーンとロレインは同じ能力者だった。
アイリンとロレインは幼くして見えないものが見えることに悩んでいる点、理解者が現れたことで救われていたことも同じです。「死霊館 エンフィールド事件」を観るとこのくだりがわかります。
ヴァラクだけでなく、透視能力という点も「死霊館のシスター」には引き継がれていて、伏線となっていたんですね。
ヴェラ・ファーミガの妹、タイッサ・ファーミガがシスター役に採用された理由がわかる気がします。
以上、『映画「死霊館のシスター」感想とレビュー(後半ネタバレ ヴァラク以外のシリーズ伏線とは)』でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
宮川(@miyakawa2449)でした。
それではまた〜♪
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