映画「きみの鳥はうたえる」感想ブログ

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こんにちは映画ファン宮川(@miyakawa2449)です。

ハリウッド映画やヨーロッパなどの洋画も好きですが、邦画も大好きです。

今日は、「きみの鳥はうたえる」を観てきました。

「柄本佑(えもと・たすく)さんの芝居を観たかった」という理由と、地元、金沢の映画館「シネモンド」の予告を観て「気になって」いたからです。

この映画の主人公は柄本 佑、石橋静河、染谷将太の3人で、監督は三宅唱(みやけ・しょう)、原作は佐藤泰志です。

まずは僕が「気になった」「きみの鳥はうたえる」の予告編を紹介します。

映画「きみの鳥はうたえる」予告編 – YouTube

監督 三宅唱
企画・製作・プロデュース 菅原和博(函館シネマアイリス)
プロデューサー 松井宏
原作 佐藤泰志
脚本 三宅唱
音楽 Hi’Spec
撮影 四宮秀俊
出演 柄本佑/染谷将太/石橋静河/渡辺真起子/萩原聖人/足立智充/山本亜依

予告編動画より

セリフ僕『僕にはこの夏がいつまでも続くような気がしていた』
セリフ僕『9月になっても、10月になっても・・・』
「僕たち3人はいつも一緒にいた」
「いつまでも続く夏の夜と」
「曖昧な終わりの予感」
セリフ佐知子『遊んだり飲んだり、何が悪いの?』
「今を生きる私たちの青春映画」

原作は1970年代の函館が舞台ですが、2018年公開に向けてスマートフォンが存在する今という時代を描いた作品です。

予告を観たときに「若者が3人の男女が楽しく騒いで、一夏を過ごす、でも、男女3人微妙なバランスなんだろうな。気になる作品だな。」と感じたんです。

その中心にいるのが、柄本佑さん演じる「僕」と聞いたので、「どんな芝居を魅せてくれるんだろう?」と思って、観に行きたいと思ってたんです。

金沢での公開初日は9月22日(土)だったので、今日は2日目の上映でした。

8月25日から全国随時公開されているので、ぜひ、観にいかれてはどうでしょうか。

キャスト・3人の主人公

柄本佑/役名 僕

柄本佑
公式サイトより
柄本佑(僕)

「僕」(柄本 佑)はあらゆる出来事を達観して、物事を受け止める性質をみせる。
そして、自分の感情に素直にそのまま生きるところも見受けられる。
他人の感情にはあまり興味を示さない。
原作通りなら21歳。

例えば、気乗りしなければバイトを無断で休む。
他人が相談事を持ちかけても、「それで?」と関心をみせない。
何を考えているのか、ときどきわからない人。

普段本屋でバイトしているものの、協調性をみせない「僕」に対して、周りからは「クビにしないのか?」と店長に相談されるような男。

私の目から見ると、「僕」は人生を好きなように、自由に、わがままに生きているように見えました。

石橋静河/役名 佐知子

石橋静河
公式サイトより
石橋静河(佐知子)

「僕」と同世代で、同じ本屋で働く女の子。
ある出来事を通じて「僕」と関係を持つことになる。
「僕」の同居人の静雄と3人でおかしく、楽しく毎晩酒をのみ、クラブで踊って夏の夜を過ごすようになります。

3人で馬鹿騒ぎしているときは楽しそうに見えるんだけど、時折、寂しそうな目線を感じたのは私だけかな?

染谷将太/役名 静雄

染谷将太
公式サイトより
染谷将太(静雄)

「僕」の同居人。求職中で稼ぎがなく、兄に生活費の相談をする描写が出てきます。
「僕」より4ヶ月早く生まれている、やはり21歳。
協調性がなく、一見、友達がいなさそうな「僕」の数少ない友達。
自分の家族との関係もうまくいかず、母親からの電話にはいっさい出ようとしない。

夏のある時期に3人でキャンプに一緒に行こうと提案します。
しかし、その提案を「僕」は断ってしまい、静雄と佐知子の2人でキャンプにいくことになります。
それが、楽しい夏の終わりの予感に・・・

映画「きみの鳥はうたえる」の感想

「僕」って、自由な人間だな!

って言うのが、観ながら思った第一印象でした。

自分の生きたいように正直に生きる「僕」。
彼のように生きられたら、みんな楽だよな。
物事を達観してそのまま受け入れらて、自分の怒りのツボに入れば怒りをブチまけられる。

『「僕」のように我慢せずに生きられたらいいな』って、思いました。
ある意味、私に足りないところなので余計に思いました。

でも、日本人は「我慢しなさい」と育てられるので、少なからず「僕」にみんなが憧れるんじゃないかな。
静雄も佐知子も「僕」に憧れていたんだと思う。

しかし、「我慢せずに、自由に生きる人間がいる」と言うことは、同時に我慢している人間もいます。

自分の人生を照らし合わせて、そう思ったんです。

「自由に生きる」=「その分、誰かが我慢する」

そういう事って身近にたくさんあると思うんです。
職場でも、学校でも、家庭でもね。
1人がわがままをいえば、誰かがそれを受け止めてあげないといけない。

そんなわがまま王子が「僕」なんですよ。

この映画はそんなわがまま王子とウマが合い同居していた静雄との間に、佐知子という女性が入ったことで新しいバランスが生まれ、その3人の関係が揺らいでいく作品です。
この微妙なバランスの物語を観ていて面白かったし、最後は切なかった。
あの後「僕」は、佐知子は、静雄はどうなるのかな?

3人の関係も見どころですが、「僕」の職場の店長(萩原聖人)がいい味を出してました。
何度もトラブルを起こした「僕」を決して感情的に怒らず、冷静に注意をしていく。
店長にとって決定的な出来事があっても「僕」を決して怒らず、見捨てなかった。

この映画では一般的な大人として店長が描かれていた気がしました。
最初は意見できない臆病な店長なのかな?って思いましたけど。
わがまま王子やその他の問題スタッフも大きく受け入れてくれる、器の大きさを感じました。

萩原聖人(1971年生まれ)と同世代なんだけど、私もわがまま王子を受け止められるあんな大人になれてるかな?

以上、「映画「きみの鳥はうたえる」感想ブログ」でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

宮川(@miyakawa2449)でした。

それではまた〜♪