映画『ファイナル・プラン（原題：Honest Thief（直訳：正直な泥棒））』が7月16日（金）より全国で公開がスタートしました。
主演は舞台俳優上がりで演技派でもある、アクション俳優リーアム・ニーソンです。
今回はアクションだけではなく、大人のためのアダルティーな純愛ストーリーが軸にありました。
FBIに追われるトニー（リーアム・ニーソン）は銀行の金庫を襲う連続爆破強盗であり、事件の死傷者はゼロ、現場には一切の痕跡を残さず、その素顔を誰も知らないという伝説的犯罪者。
そのトニーが罪を償うためFBIに自首するが、裏切られ証拠品のお金を奪われ、恋人まで襲われてしまいます。
復讐に燃えるトニーのアクションシーンが満載です。
純愛ストーリーと正義を引き立てるための、無駄のない緻密でド派手なアクションシーンが楽しめます。
映画『ファイナル・プラン』予告編＆ストーリー
予告編
引用元：Happinet phantom公式 YouTube チャンネルより
ストーリー（あらすじ）
全米各地の銀行を襲い、あらゆる金庫を破ってきた爆破強盗・カーター。
事件の死傷者はゼロ、現場には一切の痕跡を残さず、その素顔を誰も知らない。全米犯罪史の伝説となった男が、突然FBIに自首してきた。
彼は運命の女性アニーに出会い、罪をつぐない、人生をやり直すことを誓ったのだ。
しかし、2人の冷酷な捜査官が、カーターが盗んだ金を横領しようと彼を罠にはめ、アニーにも危害がおよぶ。
愛のため、過去を捨て新たな人生を踏み出すため、カーターはFBI捜査官への復讐を開始する！爆発と戦闘のプロ、カーターが挑むのは、奪われたものすべてを取り返す前代未聞の“ファイナル・プラン”だった。
カーターの最後の恋と怒りがいま、炎となって導火線に放たれる！
映画『ファイナル・プラン』基本情報
- 原題：Honest Thief
- 邦題：ファイナル・プラン
- 監督・プロデューサー・脚本：マーク・ウィリアムズ
- 撮影監督：シェリー・ジョンソン
- プロダクション・デザイン：トム・リゾウスキ
- キャスト
- リーアム・ニーソン（トム・カーター 役）
- ケイト・ウォルシュ（アニー・サンプター 役）
- ジェイ・コートニー（ジョン・ニーブンズ捜査官 役）
- アンソニー・ラモス（ラモン・ホール捜査官 役）
- ジェフリー・ドノヴァン（ショーン・マイヤーズ捜査官 役）
- ロバート・パトリック（サム・ベイカー捜査官 役）
- 上映時間 98分
- 配給：ハピネットファントム・スタジオ
- 公開：アメリカ 2020年、日本2021年
- © 2019 Honest Thief Productions, LLC
映画『ファイナル・プラン』感想・レビュー
リーアム・ニーソンが最高にかっこいい、純愛ストーリーを活かしたアクション映画でした。
ただうるさいだけのアクションではなく、2人の純愛ストーリーの軸に添いながらポイント、ポイントで必要な激しいアクションが差し込まれていました。
カークラッシュ（追突や側面衝突）、カーチェイスに格闘とアクションシーンも豊富ですが、舞台俳優上りであり演技派アクションスターのリーアム・ニーソンの演技も素晴らしかったです。
緊張の連続の98分ですが、ところどころ見せるリーアム・ニーソンの笑顔がチャーミングで可愛くもありました。
アクション、演技、チャーミングさを兼ね備える類い稀な名優リーアム・ニーソンの演技は最高でした。
ストーリー性がしっかりしたアクション映画好きの方にはおすすめの作品でした。
映画『ファイナル・プラン』キャラクターで振り返る
リーアム・ニーソン（トム・カーター 役）
映画『ファイナル・プラン』より
リーアム・ニーソン（トム・カーター 役）
© 2019 Honest Thief Productions, LLC
全米各地の銀行を襲い、あらゆる金庫を破ってきた爆破強盗・カーター。
事件の死傷者はゼロ、現場には一切の痕跡を残さず、その素顔を誰も知らない。全米犯罪史の伝説となった男。
- リーアム・ニーソン（Liam Neeson）
- 生年月日 1952年6月7日
- 出生地 北アイルランド・アントリム州
- 国籍 イギリス・アメリカ合衆国
- 主な映画出演作品
- ファイナル・プラン（Honest Thief・2020） / トム・カーター 役
- スノーロワイヤル（Cold Pursuit・2019） / 主役 ネルズ・コックスマン 役
- メン・イン・ブラック:インターナショナル（Men in Black: International・2019）/ エージェント・ハイT 役
- 96時間/レクイエム（Taken 3・2014）/主役 ブライアン・ミルズ 役
- 96時間/リベンジ（Taken 2・2012）/主役 ブライアン・ミルズ 役
- 特攻野郎Aチーム THE MOVIE（The A-Team・2010）/主役 “ハンニバル”ジョン・スミス大佐 役
- 96時間（Taken・2008）/主役 ブライアン・ミルズ 役
- バットマン ビギンズ（Batman Begins・2005）/ ヘンリー・デュカード（ラーズ・アル・グール） 役
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃（Star Wars Episode II: Attack of the Clones ・2002）/ クワイ＝ガン・ジン 役
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス（Star Wars Episode I: The Phantom Menace・1999）/ 主役 クワイ＝ガン・ジン 役
■リーアム・ニーソンが出演している映画作品
ケイト・ウォルシュ（アニー・ウィルキンス 役）
映画『ファイナル・プラン』より
ケイト・ウォルシュ（アニー・ウィルキンス役）
© 2019 Honest Thief Productions, LLC
トムが出会った人生最愛の恋人ケイト・ウォルシュ。
- ケイト・ウォルシュ（Kate Walsh）
- 生年月日 1967年10月13日
- 出身地 アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンノゼ
- 主な作品
- ファイナル・プラン（Honest Thief・2020） / アニー・ウィルキンス 役
- アンブレラ・アカデミー（The Umbrella Academy・2019〜） / ハンドラー 役 / Netflix ドラマ
ジェフリー・ドノヴァン（ショーン・マイヤーズ捜査官 役）
映画『ファイナル・プラン』より
ジェフリー・ドノヴァン（ショーン・マイヤーズ捜査官 役）
© 2019 Honest Thief Productions, LLC
トムを追うFBI ショーン・マイヤーズ捜査官。
- ジェフリー・ドノヴァン（Jeffrey Donovan）
- 生年月日 1968年5月11日
- 出身地 アメリカ合衆国、マサチューセッツ州エームズベリー
- 主な映画出演作品
- ファイナル・プラン（Honest Thief・2020） / アニー・ウィルキンス 役
- ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ（Sicario: Day of the Soldado・2018） / スティーヴ・フォーシング役
- ボーダーライン（Sicario・2015） / スティーヴ・フォーシング役
ジェイ・コートニー（ジョン・ニベンス捜査官 役）
映画『ファイナル・プラン』より
手前：ジェイ・コートニー（ジョン・ニベンス捜査官 役）
© 2019 Honest Thief Productions, LLC
トムの犯罪の証拠を横領するFBI ジョン・ニベンス捜査官。
- ジェイ・コートニー（Jai Courtney）
- 生年月日 1986年3月15日
- 出身地 オーストラリアニューサウスウェールズ州シドニー
- 主な映画出演作品
- ファイナル・プラン（Honest Thief・2020） / ジョン・ニベンス捜査官 役
- アリータ: バトル・エンジェル（Alita: Battle Angel・2019） / ジャシュガン 役
- スーサイド・スクワッド（Suicide Squad・2016） / ジョージ・“ディガー”・ハークネス（キャプテン・ブーメラン） 役
アンソニー・ラモス（ラモン・ホール捜査官 役）
映画『ファイナル・プラン』より
アンソニー・ラモス（ラモン・ホール捜査官 役）
© 2019 Honest Thief Productions, LLC
ジョン・ニベンス捜査官の相棒 ラモン・ホール捜査官。
- アンソニー・ラモス（Anthony Ramos）
- 生年月日 1991年11月1日
- 出身地 アメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリン
- 主な映画出演作品
- インザハイツ（In the Heights・2021）/ 主演 ウスナビ・デ・ラ・ヴェガ 役 / （米国公開 2021年6月11日・日本公開 2021年7月30日）
- ファイナル・プラン（Honest Thief・2020） / ジョン・ニベンス捜査官 役
- アリー/ スター誕生（A Star Is Born・2018） / ラモン 役
映画『ファイナル・プラン』まとめ
物語の中核にあるものは、ひとりの男の贖罪（しょくざい）と、年齢を重ねた男女の純粋なラブストーリーでした。
映画の前半ではしっかりとトムとアニーの揺るぎない愛の深さを描いており、この純粋なラブストーリーが物語の信憑性を高め、重厚な物語として支えていました。
FBI捜査官たちがトニーを追い詰めようとするアクションは、2人のラブストーリーを最高に引き立てていたと思います。
この映画はもちろんアクション映画ですが、贖罪と純愛を通じて人生を再生させようとする男と女のラブストーリーがメインの映画だと思っていただいていいと思います。
まさに大人のための映画です（派手なだけのアクション映画を求める人にはむかないかもしれない作品です）。
以上、映画『ファイナル・プラン』感想・レビュー（大人の純愛ストーリーを引き立てるアクション映画）』でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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