こんにちは宮川(@miyakawa2449)です。
2017年の第70回カンヌ国際映画祭 脚本賞および、男優賞とダブル受賞した「ビューティフル・デイ(原題:YOU WERE NEVER REALLY HERE)」をご紹介します。
脚本賞は監督・脚本・製作を務めたリン・ラムジーが受賞。
男優賞はもちろん主演を務めた怪優ホアキン・フェニックスが受賞しています。
私はこの映画「ビューティフル・デイ」を劇場で3回観ました。
そして、益々この映画「ビューティフル・デイ」が好きになりました。
元軍人でFBIにも属していた、犯罪に巻き込まれた人を救出するプロのジョー(ホアキン・フェニックス )。
上院議員の依頼で娘のニーナを救出することになります。
普段通りなら救出して終わりのはずですが、思いがけない展開がジョーを待ち受けています。
たぶん、今年観た映画の中のどれよりも「ビューティフル・デイ」が一番好きで、素敵で、儚くて、難しい映画かもしれません。
とにかくかっこいいハードボイルド・バイオレンス映画それが、「ビューティフル・デイ」です。
リン・ラムジー監督の代表作はこちら
映画「ビューティフル・デイ」の予告編
映画「ビューティフル・デイ」ストーリー
孤独な男と全てを失った少女。その日、壊れた2つの心が動きだす。
元軍人のジョー(ホアキン・フェニックス)は行方不明者の捜索を請け負うスペシャリスト。
ある時、彼の元に舞い込んできた依頼はいつもと何かが違っていた。
依頼主は州上院議員。愛用のハンマーを使い、ある組織に囚われた議員の娘・ニーナ(エカテリーナ・サムソノフ)を救い出すが、彼女はあらゆる感情が欠落しているかのように無反応なままだ。
そして二人はニュースで、依頼主である父親が飛び降り自殺したことを知る。
映画「ビューティフル・デイ」の基本情報
監督 | Lynne Ramsay(リン・ラムジー) その他担当映画『少年は残酷な弓を射る』 |
脚本 | Lynne Ramsay(リン・ラムジー) |
原作 | Jonathan Ames(ジョナサン・エイムズ) (ハヤカワ文庫:ビューティフル・デイ) |
製作 | Rosa Attab(ローザ・アッタブ) Pascal Caucheteux(パスカル・コシュトゥー) Rebecca O’Brien(レベッカ・オブライエン) Lynne Ramsay(リン・ラムジー) James Wilson(ジェームズ・ウィルソン) |
出演 | Joaquin Phoenix(ホアキン・フェニックス) Judith Roberts(ジュディス・ロバーツ) Ekaterina Samsonov(エカテリーナ・サムソノフ) John Doman(ジョン・ドーマン) Alex Manette(アレックス・マネット) Alessandro Nivola(アレッサンドロ・ニヴォラ) |
音楽 | Jonny Greenwood(ジョニー・グリーンウッド) イギリスのロックバンド、Radiohead(レディオヘッド)のメンバー その他担当映画『ファントム・スレッド』『ノルウェイの森』 |
公開 | フランス 2017年11月8日 イギリス 2018年3月9日 アメリカ合衆国 2018年4月6日 日本 2018年6月1日 |
上映時間 | 90分 |
製作国 | イギリス フランス アメリカ合衆国 |
制作会社 | Why Not Productions Film4 Productions British Film Institute ,BFI |
配給 | アメリカ合衆国 Amazon Studios 日本 KlockWorx Co.,ltd |
言語 | 英語 |
コピーライト | Copyright ©Why Not Productions, Channel Four Television Corporation, and The British Film Institute 2017. All Rights Reserved. ©Alison Cohen Rosa / Why Not Productions |
映画「ビューティフル・デイ」の感想
「ビューティフル・デイ」はバイオレンス映画としても、サスペンス映画としても、美しくてかっこいい映画です。
詳細な説明描写に慣れている日本人には難しい映画の作りになっていますが、それでいいと思います。
上映時間90分という比較的短い時間の中で、主人公「ジョー(ホアキン・フェニックス )」の心情に注目した映画です。
私はこの映画でホアキン・フェニックス のファンになりました。
難しい表現はありますが、映画は観た人が100人いれば、100人の感想があっていいと思うのでみんなの「ビューティフル・デイ」の感想が聞けたらいいなと思います。
この映画を楽しむ上で非常に重要な要素の1つに「サウンド」があります。
時折、音量が激しく上がり、下がりするところがあります。
人によっては「うるさい」と思うかもしれませんが、とても重要な要素の1つになっているので、ぜひそのままの音で聞いて欲しい。
劇場で3回観てきた私としてこれから初めて家庭で観られる人にアドバイスをするとすれば、ジョーの自宅で私服警官とジョーが語らうシーンがありますが、あのシーンはぜひ、音量をあげて欲しいと思います。
ラジオから流れる音楽が「ビューティフル・デイ」の重要な演出の1つになっているのですが、通常の音量だとほとんど音楽が聞き取れないためです。
映画館だと普通に音楽が聞こえていたので残念です。
映画「ビューティフル・デイ」のみどころ
渋くてかっこいい中年元軍人ジョー
元軍人ジョーの鍛えぬかれた力強い身体。
敵のわずかなスキも見逃さず、徹底的に振り下ろす鉄槌のシーンは目を背けたくなります。
観る者の脳内に直接残忍さを語りかけてきます。
感じたまま見せる、ジョーの心情
映画の中に無駄な注釈や説明がありません。
「ありのままみて、ありのまま感じろ」という、そんな映画です。
映画の冒頭、「自殺をはかっている男の映像」「カウントダウン」「少年の顔」などが交互にフラッシュバックしてきます。
ただ見ていては関連性が分からないので、神経を研ぎ澄まして、映像と映像の行間を観客は埋めようとします。
観客は本編を観続けるうちに「この映像は主人公ジョーが見て感じている感情、または、記憶だ」と気付かされます。
「自殺している男はジョー。自殺志願者?」
「時折フラッシュバックしてくる少年はジョーの少年期の記憶なのか?」
「カウントダウンは何かを耐えている時間なのか?」と徐々に理解が広がっていきます。
状況説明はなく、観続けることで理解ができる。
見事な流れだと思います。
すべての無駄な情報が削ぎ落とされた作品だと感じました。
とても洗練された映画です。
映像と音楽と演技の調和
ビューティフル・デイの音楽を担当したのは、アカデミー賞作曲賞にノミネートされた映画『ファントム・スレッド』を担当したジョニー・グリーンウッド(レディオヘッド)です。
彼を知らない人もこの映画のワンシーン、ワンシーンの音楽を聴けば納得のサウンドです。
カッコよくて、シビれるサウンドでした。
この音楽も映像と同じくジョーの心情をうまく表現していると思います。
映像と演技と音楽が見事に1つになっている作品だと思います。
1回目は素直に観て、2回目の鑑賞で噛みしめるように音楽を味わえるといいかもしれません。
この作品は2回以上観ることをおすすめします。
あれ?当たり前のこと書いていますかね?
「映像と音楽と演技の調和」って。
でも、すっごくカッコよくてシビれるサウンドでしたよ。
ジョーと同じ苦しみを持つジョーの母(ジュディス・ロバーツ)
ジョーは犯罪に巻き込まれた子ども探しのプロの顔と、元海兵隊員である元FBIという顔を持っています。
しかし、ジョーは家に帰れば年老いた痴呆症の母と2人暮らしで、仲睦まじい様子をみせてくれます。
ジョーとジョーの母親は、ジョーの幼い頃の虐待とDVの苦しみを共有しています。
ジョーは母親を大切にしているし、ジョーの稼業に母親を巻き込ませたくないと考えている描写がみえてきます。
「俺は弱い」とジョーが作中で叫ぶシーンがあります。
ジョーは、守る者のために強く残忍になれるのだと私は感じました。
守るモノがない時の彼は自分を支えられず弱気になるが、守るモノがあれば彼は強く生きていける。
そんなエピソードもみどころです。
感情の一切がみえない儚げな少女ニーナ
映画全体を通してジョーの心情を描いている映画ですが、ジョーが救出するニーナは一切の感情が欠落しています。
なぜ、ニーナが感情を失っているのか?その理由は映画を観て、ご自身で感じて欲しいと思います。
感情を見せないニーナではありますが、救出してくれたジョーにだけは心を通わすシーンがでてきます。
ニーナはこの映画の中で母に次いでジョーにとって重要なキャラクターになります。
本編中なんどもフラッシュバックする過去の少年時代の心のシーンは、主にジョーの心の叫び、苦しみを表しているのですが、ジョーの心の拠り所は守るべき対象としてのニーナなのかもしれません。
ニーナとジョーの2人の壊れた心の行く末が本作の一番のみどころかもしれませんね。
映画「ビューティフル・デイ」の原作と物語を振り返る(2019.1.3加筆)
Joe(ジョー)
映画では詳細に触れないが、原作では元FBI捜査官で、元海兵隊員という肩書きを持つ。
FBIの元上司の紹介で、マクリアリーの元で犯罪に巻き込まれた子どもたちを助ける仕事をしている。
仕事ぶりはプロフェッショナルに徹しており、仕事中はもちろん、普段の生活でも自分の身元を明かすような行動を謹んでいる。
仲介人のマクリアリーすらもジョーの電話番号も住所も知らない(そもそも電話を持っていないかもしれない)。
仲介人のマクリアリーがジョーへの連絡が必要な場合は雑貨店のエンジェルを伝言板として利用している。
マクリアリーもエンジェルもジョーの住所も電話番号も知らないことでみんなが安全でいられる。
お気に入りの武器はハンマー。どこででもすぐ手に入り、簡単に処分ができる。大体の相手はハンマーを振り上げられると思考を停止するため、その隙に叩き込むことができる。
降りかかる火の粉は払うが殺人鬼ではないため、無駄な殺しはしない。
PTSDにより自殺願望はあるが、痴呆症の母親と2人暮らしをしているため自殺を決行することは常にためらっている。父親が健在だった頃は、2人で父親の家庭内暴力に苦しめられており母親を守れなかったことも心の傷として残っている。
- 俳優 Joaquin Phoenix(ホアキン・フェニックス )
- 生年月日 1974年10月28日
- 出生地 アメリカ合衆国プエルトリコ自治連邦区サンフアン市
- 国籍 アメリカ合衆国
- 主な映画出演作品
- Joker(2019)/主演 アーサー・フレック・ジョーカー 役
- Inherent Vice(インヒアレント・ヴァイス・2014)/主演 ラリー・スポーテッロ 役
- The Master(2012)/主演 フレディ・クィエル 役
■当ブログでホアキン・フェニックス について言及している記事
McCleary(マクリアリー)
州警察あがりの元私立探偵。
ジョーへの仕事の仲介人。
ジョーのことを気に入っており、そろそろ心を開いて欲しいと願っているが、ジョーにいつもはぐらかされている。ジョーもまんざらではないようではあるが。
ジョーが伝言板として使っている雑貨店のエンジェルの息子、モイセスに自宅がバレたと言った時に、エンジェルの連絡先が書かれている名刺を処分しなかったことで、ジョーの足を引っ張ることになる。
もし、あのときエンジェルの連絡先を燃やすなり、処分していれば雑貨店エンジェルに火の粉は飛ばなかったかもしれない。
Senator Albert Votto(アルバート・ヴォット上院議員)
2年前に妻が自殺し、それ以来10代の娘ニーナが家出をしており、娘と最近連絡が途絶えた。
マクリアリーを通じて娘のニーナ(原作ではリサ)救出を依頼する。
現知事と選挙活動中で警察沙汰は避けたいと考えており、5万ドルで仕事をマクリアリーに依頼する。
以下から映画「ビュティフル・デイ」を観た人向けネタ合わせ(2019.1.3加筆修正)
ここから下は映画を観たことある人。
映画観てきたからネタ合わせしたい人向けの記事です。
または、ネタバレしても問題ない人が観てください。
原作を読んでいないで、映画を1回しか見ていない人にはわかりづらい映画ではあるので、簡単な解説をいれます。
アルバート・ヴォット上院議員から始まる死の連鎖
娘のニーナを現職知事であるウィリアムズに売ったのが父親のヴォット上院議員で間違い無いでしょう(原作でも娘を売っていますが、売った先が異なっています)。
ジョーの自宅に侵入した私服警官が「ニーナはウィリアムズのお気に入りだった」と話していた。
どんな理由にせよ、娘をウィリアムに売ったことで彼の妻は絶望から自殺し、娘は「家出した」と一般に公表している。
しかし、2年経って娘の居場所を示すメールが来たことで、良心の呵責に苛まれて仲介人のマクリアリーに娘の救出を依頼した。
これが本編で具体的に描かれなかったヴォット上院議員の真相です。
しかし、ジョーが現職州知事ウイリアムズの息がかかった売春宿を襲いニーナが救出したことで、汚職警官が行動を開始し、ヴォットは襲われます。
マクリアリーの連絡先とジョーとの待ち合わせ場所をヴォットから聞き出した汚職警官は、ヴォットを自殺と見せかけて処分します。
待ち合わせ先のホテルに何も知らないジョーが訪ねてきた際、汚職警官に襲われてニーナは連れ去られてジョーも深手の傷を負う。
マクリアリーの自宅に訪れた汚職警官はジョーの足取りを調べにきた痕跡はありますが、雑貨店のエンジェルの連絡先はオフィスにあるためオフィスに連れられてそこで殺されます。
エンジェルと、その息子モイセスはジョーの住居を偶然知ってしまったために、ジョーの自宅を喋り、ジョーの母親が犠牲になってしまうのです。
もし、モイセスがジョーの自宅を偶然に見かけなければ、もし、マクリアリーがエンジェルの連絡先を処分していれば、母親は殺されずに済んだかもしれません。
ジョーのトラウマ
少年期にジョーとジョーの母親は父親のドメスティック・バイオレンスに悩まされていました。
そのことでジョーは屈強な体を手に入れたくて、海兵隊に入り、FBIへと職をかえています。
小さかった当時の自分は母親を助けることができず、それもトラウマの1つの原因になっているものと思われます。
FBI時代の仕事でPTSD(心的外傷後ストレス障害)の限度を超える経験をしてから、幼少期の父からの家庭内暴力の経験や記憶に悩むようになっている。
作中で東洋系の少女に写真を取って欲しいというシーンがありますが、30人の中国人少女を救えなかったときの記憶のフラッシュバックと、少女の瞳の涙がジョーの当時の心境を映し出している大切なシーンです。
なぜ、ジョーは自殺を決行しなかったのか
自殺願望がありながらも、ジョーは自殺を最後までやり通すことができないでいます。
映画の中で何度か、自殺を試みますがいつも途中でやめてしまいます。
なぜならジョーは痴呆症の母親を1人残して死んでしまうことができないからです。
大人になったジョーは母親を守ることが心のよりどころだったのです。
しかし、汚職警官の手で母親が殺されたことで、彼は心のタガが外れて母親の死体と一緒に入水自殺を試みます。
直前まで本当に死を選んでいたのだと思います。
しかし、彼の心のブレーキにニーナの存在が現れて、彼は生きる道を選びました。
母親を殺した汚職警官から聞いた現職知事が今回の件に絡んでいた事実から、事件の全体像を把握した彼はニーナの救出に再度向かいます。
ニーナを助けることは彼の母への贖罪なのです。
なぜ、最後の舞台(屋敷)でジョーは上半身裸になったのか?
ジョーのニーナ2度目の救出の際ですが、潜入先で見張りの男を倒し無事、最深部にたどり着く。
そして、黒幕と対面したとき、ジョーが手を下す前に黒幕は既に事切れていた。
ジョーの心境としては何が起きているかわからなかったかもしれない。
「ニーナが手を下した」または「別の第三者が手をくだした」のか。
しかし、明らかにジョーの中でよぎった不吉な予感が1つだけ確実にありました。
「ニーナ」を助けられなかった、彼女も殺されたのでは、と。
母の遺体と入水自殺を試みた時、母への贖罪としてニーナの救出を誓ったにも関わらず、「もし、ニーナを助けられなかった」と考えたときの心理状態は計り知れないところがあります。
半分パニックになり、怒りと悲しみの後悔の念に苛まれて、シャツを脱ぎ、子どもの頃のように上半身裸になったのではないでしょうか。
このくだりは小説には一切なく、私個人の解釈のため絶対の答えではないかもしれませんが。
「ビューティフル・デイ」とは
映画「ビューティフル・デイ」の後半、ニーナとヴォット上院議員の役割は原作と比較すると大きく変わりました。
しかし、物語のあらすじは大きく変わっていません。
むしろ、小説版の最後はニーナを救出に向かうであろう雰囲気を演出して終わっているので、映画はかなり踏み込んだ終わり方をしています。
そして、小説も映画版もこれから先、彼らがどうなるのか、すごく気になる終わり方をします。
僅かながらの爽やかな期待感を感じさせて終わる映画ではあるが、現実は変わらないためこれから2人の人生は苦難の道が待っていることには違いない。
ひとときの休息をして前に進んで欲しいと思う。
最後に
以上、『映画「ビューティフル・デイ」感想・レビュー(トラウマを抱える男と少女の物語)【更新日19.1.3】』でした。
日本では2018年6月から順次公開されています。
劇場日程は公式サイトでご確認ください、地域によって公開時期がずれています。
映画「ビューティフル・デイ」公式サイト 2018年6/1公開
観れば観るほど面白さが伝わってくる映画です。
この作品はほんと素敵で、儚くていい映画ですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また〜♪
宮川(@miyakawa2449)でした。
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